2010年にフランスで上演された舞台「名前」をドイツで映画化し、ディナーに集まった5人の男女が、子どもの名づけを巡って繰り広げる舌戦を描いた会話劇。ライン川のほとりにたたずむ優雅な邸宅。哲学者で文学教授のステファンと妻エリザベスは、弟トーマスとその恋人、友人の音楽家レネを招いて自宅でディナーをすることに。しかし恋人の出産を間近に控えたトーマスが、生まれてくる子どもの名前を独裁者ヒトラーと同じ「アドルフ」にすると発表したことから大騒ぎに発展。友人レネも巻き込んだ大論争の末、話はドイツの歴史やナチスの罪へと展開し、やがて家族にまつわる最大の秘密まで暴かれてしまう。ステファンを「帰ってきたヒトラー」のクリストフ・マリア・ヘルプスト、弟トーマスを「はじめてのおもてなし」のフロリアン・ダービト・フィッツが演じる。監督は「ベルンの奇蹟」のゼーンケ・ボルトマン。
ネット上の声
- タブーは何のためにある?
- 新生児への命名をきっかけに、次々と親族間の本音や秘密が暴露され人間関係が破綻しか
- ドイツ映画だしタイトルからして真面目なやつかなとか勝手に思ってたら『大人の事情/
- 国語教師のエリザベス・ベルガー=ベッチャーさんとドイツ現代文学教授のシュテファン
コメディ
- 製作年2018年
- 製作国ドイツ
- 時間91分
- 監督ゼーンケ・ヴォルトマン
- 主演クリストフ・マリア・ヘルプスト