- 製作
- 2021年 日本
- 時間
- 115分
- 監督
- Koji Uehara
- 出演
- 守山龍之介畦田ひとみ白磯大知
- 種類
- ヒューマンドラマ
関西を中心に音楽活動をしながら、音楽プロデューサーやミュージックビデオの監督としても活動するKoji Ueharaの長編初監督作品。優柔不断で気弱な売れないバンドマンの青年が、一度すべてを失ったところから再び前に進もうとする姿を描いた。20代後半でアルバイトをしながら売れないバンドを続けている公平。バンドではキーボードと作詞・作曲を担当しており、公平の才能を信じてくれるメンバーがいる一方で、売れないのは公平の作る曲のせいだというメンバーもいた。公平にとってバンドメンバーは大切な存在だったが、バンド活動を続ければ続けるほど関係が悪くなっていった。また、恋人の珠江も、公平を支えてくれているが、2人の将来に不安を感じている。そんなある日、公平はある事件に巻き込まれ、すべてを失ってしまう。夢は消え、現実に押しつぶされそうになる公平だったが、それでも新しいバンドを立ち上げ、自ら歌うことで道を切り開いていく。