- 製作
- 2019年 チェコ,ウクライナ,スロバキア
- 時間
- 169分
- 監督
- ヴァーツラフ・マルホウル
- 出演
- ペトル・コトラールウド・キアレフ・ディブリク
- 種類
- 戦争ヒューマンドラマ
【第二次大戦下の東欧、名もなき少年が目撃した世界の残酷。人間の善と悪を問う、衝撃のモノクローム叙事詩。】
第二次世界大戦末期の東欧。ホロコーストを逃れるため、一人で田舎に疎開した少年。しかし、預け先の叔母が急死し、彼はたった一人で広大な荒野を彷徨うことに。行く先々で彼を待ち受けるのは、人間たちの無知、偏見、そして剥き出しの暴力。言葉も通じず、ただ生き抜くことだけを目的とする少年の瞳に映る、世界の非情な現実。神は存在するのか。人間の尊厳とは何か。全編モノクロームの圧倒的な映像美で描かれる、一人の少年の過酷な旅路。その先に、希望の光はあるのか。