スポンサーリンクあり

全41作品。五所平之助監督が制作した映画ランキング

  1. 大阪の宿
    • B
    • 3.90

    東京から大阪へ左遷されたサラリーマン。彼が身を寄せた安宿で出会う、戦後を生きる人々の哀歓。

    舞台は戦後復興期の大阪。東京の本社から左遷され、大阪支社にやってきたサラリーマンの三田。彼は会社が用意した宿を断り、場末の安宿「水月」に身を寄せる。そこには、病気の父を抱える女中や、芸者、訳ありの客など、貧しさの中でも懸命に生きる人々がいた。彼らとの交流を通して、三田は冷え切っていた心に温かいものを取り戻していく。しかし、厳しい現実は容赦なく彼らに襲いかかる。巨匠・五所平之助が描く、名もなき人々のささやかな人生賛歌。

    ネット上の声

    • 世の中、金、金、金…。
    • 主人公である佐野周二の女性への憐れみや同情が、人情ドラマの範疇を超えて何も出来な
    • ブルジョワで生真面目な佐野周二が必死に生きる労働者たちと触れ合うことによって、例
    • ブルジョワゆえの潔癖で正義感の強さをもった男が、上司をぶん殴って左遷された大阪の
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1954年
    • 製作国日本
    • 時間122分
    • 監督五所平之助
    • 主演佐野周二
  2. 女と味噌汁
    • C
    • 3.57

    戦後の東京、芸者から女将へ。一杯の味噌汁に込めた、女の意地と人情物語。

    舞台は高度経済成長期の東京・柳橋。気風の良い腕利き芸者、室田てまりは、いつか自分の小料理屋を持つことを夢見ていた。日々の客や同僚との交流の中で、芸者としての将来に限界を感じた彼女は、ついに独立への決意を固める。女手一つで自分の店を開くという目的。しかし、資金繰りの困難、客との複雑な人間関係、男社会の厳しい現実が彼女の前に立ちはだかる。誠実な人柄と心温まる自慢の味噌汁を武器に、てまりは数々の困難を乗り越え、夢であった自分の城を築けるのか。

    ネット上の声

    • 池内淳子の泥鰌掬いー流石にメイク無しです
    • 冒頭、池内淳子が爽やかに耳をほじるのだが「或る夜ふたたび」でも佐野周二の髭を剃る
    • 100分に満たない尺の中にいくつものエピソードを詰め込んだ高密度の井手俊郎脚本を
    • 五所映画のいろんな場面が走馬灯のように思い出される
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1968年
    • 製作国日本
    • 時間97分
    • 監督五所平之助
    • 主演池内淳子
  3. 100万人の娘たち
    • C
    • 3.55

    高度経済成長期の東京。集団就職で上京した5人の娘たちが、夢と現実に揺れながらも懸命に生きる青春群像劇。

    1963年、東京オリンピックを翌年に控え、日本中が活気に満ちていた時代。青森、秋田、新潟など、それぞれの故郷を後にして、5人の少女たちが集団就職で上京。大手石鹸会社の独身寮「ひなぎく寮」での共同生活の始まり。慣れない都会での仕事、初めての恋、仲間との友情、そして対立。華やかな東京の光と影の中で、夢と現実のギャップに悩みながらも、ひたむきに前を向く彼女たち。寮生活を通して育まれる固い絆と、やがて訪れる別れの時。それぞれの未来へと歩み出す娘たちの姿を描いた青春物語。

    ネット上の声

    • バスガイド役の岩下志麻が「宮崎は日本で最も古い国」と言っていたように思うが、それ
    • 冒頭から、宮崎観光と宮崎交通タイアップがハナについたが、すぐに本筋に入って一安心
    • 何だろう、表向きは名所とスターばかり出てくる観光映画の様相を呈しているのにそこで
    • でっかい手作りのくす玉から鳩が出てきた時これは良い映画だと確信した
    青春、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1963年
    • 製作国日本
    • 時間96分
    • 監督五所平之助
    • 主演岩下志麻
  4. 或る夜ふたたび
    • C
    • 3.50

    戦争で引き裂かれた家族の絆。十年の時を経て再会した父と娘、その埋まらない心の溝を描く感動の物語。

    終戦から10年が過ぎた日本。中国大陸からの引揚者である父が、幼い頃に生き別れた娘・喜代と再会。しかし、長い歳月と過酷な経験は、二人の間に深い溝を生んでいた。新しい家族と暮らす父の姿に戸惑い、素直になれない喜代。父もまた、娘との接し方に苦悩する。ぎこちない関係の中、一つの事件をきっかけに、二人の心は静かに動き始める。血の繋がりだけでは埋められない、失われた時間を取り戻すための葛藤の記録。

    ネット上の声

    • 細かい金の話やら旅館の女中へ働きに出た妻・乙羽信子への嫉妬やらで終始イライラみみ
    • 五所は『寝言』2部作や『木石』といった面白くない作品には辟易させられたが、本作は
    • 不甲斐ない男どもにくらべて、女たちの逞しさといったら···でも、旦那や勤め先に黙
    • 無職の神経痛持ちで甘いもの好きな癖に子供扱いすんなとプンスカゴロン佐野周二38歳
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1956年
    • 製作国日本
    • 時間99分
    • 監督五所平之助
    • 主演佐野周二
  5. 朝の波紋
    • C
    • 3.48
    スタジオ8プロ第二回作品で、第一回作品「わかれ雲」と同じく平尾郁次の製作、館岡謙之助の脚本、五所平之助の監督、三浦光雄の撮影というスタッフである。原作は高見順の朝刊『朝日新聞』連載の小説である。主演は「続佐々木小次郎(1951)」を最後にフランスへ行き、半ヶ年ぶりで帰って来た高峰秀子の最初の出演、他に「風ふたたび」の池部良、「山びこ学校」の岡田英次、「嵐の中の母」の香川京子、「大空の誓い」の上原謙、その他汐見洋、三宅邦子、沢村契恵子、外国人のアドリアン・アンベールなどである。

    ネット上の声

    • 抒情描写が巧みな五所平之助監督の翌年代表作「煙突が見える場所」に繋がる、池部良、
    • あの岡田英次があれよあれよと自己中心自信満々あの子に相手にされない男として浮き彫
    • 「昔の洒落たハリウッド映画の方が、これこれの社会的悪習を告発すると称する映画より
    • 貿易会社でバリバリ働くBGのデコちゃんとライバル会社で働く池部良が不思議な出逢い
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1952年
    • 製作国日本
    • 時間104分
    • 監督五所平之助
    • 主演高峰秀子
  6. 黄色いからす
    • C
    • 3.47

    戦争が引き裂いた父子の心。少年が描く「黄色いからす」に込められた、声なき叫び。

    戦後の日本。中国から復員した父が、9歳の息子・清のいる家へ帰還。しかし、父の記憶がない清は、厳格な父に心を開けない。父もまた、戦争の傷跡と理想の家庭とのギャップに苦悩。父子の間には冷たい溝。清の唯一の慰めは、クレヨンで「黄色いからす」を描くこと。父には理解できないその絵に、清は孤独な心を託す。ある日、父の何気ない一言が清の心を深く傷つける事件の発生。少年が必死に伝えたかった想いとは。家族の再生を問いかける感動の物語。

    ネット上の声

    • あのオルゴール欲しい!
    • 五所、初カラー作品
    • 『雲がちぎれる時』の繊細な演出が素晴らしく、ずっと気になってた五所平之助をひさび
    • 崩れていく家族を支える隣のおばさん、逃げ場所として機能している絶対的な地に田中絹
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1957年
    • 製作国日本
    • 時間103分
    • 監督五所平之助
    • 主演淡島千景
  7. 愛と死の谷間
    • C
    • 3.43

    療養所を脱走した男と彼を愛する看護婦、社会の偏見と病魔が引き裂く、二人の愛の逃避行。

    舞台は、かつて不治の病と恐れられたハンセン病患者を隔離する、山間の療養所。そこで出会った若い男女、大杉と秋子。絶望的な日々の中、二人の間に芽生えた純粋な愛。しかし、病状の悪化と社会の冷たい視線が彼らの未来を閉ざす。ある日、大杉は秋子への想いを胸に、死を覚悟で療養所を脱走。彼を追う秋子。警察の追跡と病魔の進行という過酷な現実の中、束の間の安らぎを求める二人の逃避行の行方は。許されざる愛の、悲しくも美しい結末の予感。

    ネット上の声

    • 『マダムと女房』を見て苦手意識をずっと抱いていたが、古典ハリウッドのフィルムノワ
    • 愛と死に代表される全ての相反するものの間に立ち込める黒い煙を描く監督凄すぎて、あ
    • 演出やカット割はさることながら、素晴らしいロケーションと撮影が裏打ちする不穏に覆
    • 愛と死の谷間、底無しのダークさに見終わったあと自分も心臓のあたりが痛くなった
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1954年
    • 製作国日本
    • 時間---分
    • 監督五所平之助
    • 主演津島恵子
  8. 8

    螢火

    螢火
    • C
    • 3.30

    幕末の江戸。厳格な身分制度が引き裂く、武家の娘と船頭の許されざる恋。儚く燃える命の記録。

    動乱の時代、幕末の江戸。厳格な武家のしきたりに息苦しさを感じる娘・お七は、自由闊達な船頭の幸吉と出会い、激しい恋に落ちる。しかし、二人の間には越えられぬ身分の壁。周囲の反対と時代の荒波は、許されぬ恋を貫こうとする二人を容赦なく追い詰めていく。まるで闇夜を照らす螢火のように、短くも美しく燃え上がる命。その恋の行方を描く、悲恋物語。

    ネット上の声

    • 暴れる御客は困るよねえ
    • ファーストショットのグルグル回る水車は、淡島千景か旧態依然とした家族制から逃れる
    • 旅館寺田屋に嫁いだ花嫁・淡島千景の手の平から、すぅっと螢が光を点滅させながら飛ん
    • 夫と妻と子供この美しい三角形こそが家族で、この図式(こだわり)を崩すことによって
    時代劇
    • 製作年1958年
    • 製作国日本
    • 時間123分
    • 監督五所平之助
    • 主演淡島千景
  9. わかれ雲
    • C
    • 3.28

    戦後の傷跡が残る伊豆の温泉街。すれ違う男女の運命を繊細に描く、切ないメロドラマの傑作。

    終戦から数年後の伊豆。戦争で家族を失い、心に傷を負った女性・おしげは、バスガイドとして働きながら静かに暮らす日々。そんな彼女の前に現れた、復員してきた青年・南。同じく戦争で心身ともに傷ついた南と、おしげは次第に心を通わせていく。しかし、二人のささやかな幸せを阻むように、過去のしがらみや厳しい現実という壁の出現。結ばれることを願いながらも、運命に翻弄され、別れの予感に揺れる二人の恋の行方。

    ネット上の声

    • 「ウルトラQザ・ムービー エピソード0」
    • 真面目な良い作品です
    • ヒロインが父とともに旅館を去るあたり、別々の部屋にいる親子三人の日常を映すさり気
    • 『水篶刈る信濃ゆ甲斐ゆ遠長く』山梨県小淵沢駅から始まる詩情を帯びる八ヶ岳の麓の小
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1951年
    • 製作国日本
    • 時間101分
    • 監督五所平之助
    • 主演沢村契恵子
  10. 蟻の街のマリア
    • C
    • 3.23
    隅田川畔のバタヤ集落に身を投じた、カトリック信者の一女性が胸を患い歿するまでを描いたもので、先頃芸術座の舞台で上演されたこともある実録である。原作は蟻の街の住人松居桃楼で、「炎上」の共同脚色者の一人長谷部慶次が脚色、「欲」の五所平之助が監督した。撮影は「浮世風呂」の竹野治夫。宝塚出身の新人・千之赫子がヒロインに抜擢されたほか、斎藤達雄・南原伸二・佐野周二・渡辺文雄らが出演する。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1958年
    • 製作国日本
    • 時間109分
    • 監督五所平之助
    • 主演千之赫子
  11. 愛情の系譜
    • C
    • 3.20
    朝日新聞に連載された円地文子の新聞小説を「妻あり子あり友ありて」の八住利雄が脚色。「雲がちぎれる時」の五所平之助が監督した恋愛心理ドラマ。撮影は木塚誠一が担当。
    • 製作年1961年
    • 製作国日本
    • 時間108分
    • 監督五所平之助
    • 主演岡田茉莉子
  12. 煙突の見える場所
    • C
    • 3.20

    昭和の東京下町、おんぼろアパートに暮らす二組の夫婦に舞い込んだ、赤ん坊の置き去りという奇妙な事件。

    舞台は終戦から間もない昭和20年代の東京、林立する巨大な煙突が見える下町。税務署員の弘子と失業中の夫、その隣人で商売人の仙子とめっき職人の夫が暮らすおんぼろアパート。ある朝、弘子たちの部屋の前に赤ん坊が置き去りにされる。「父親はあなたです」という手紙をきっかけに、二組の夫婦は赤ん坊の親探しに奔走。互いの夫への不信感、経済的な困窮、そして戦後の混乱が残る社会の冷たさが彼らを追い詰める。赤ん坊の存在が、ささやかな日常に波紋を広げ、夫婦それぞれの隠された過去や本音を炙り出していく。

    ネット上の声

    • 見方を変えれば煙突も人も違って見える
    • コメディだけど、それだけじゃない
    • 不思議な魅力の下町コメディ
    • 本当は4本あるんだけど
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1953年
    • 製作国日本
    • 時間108分
    • 監督五所平之助
    • 主演上原謙
  13. 恐山の女
    • C
    • 3.20
    小川元の原作“霊場の女”を、「かあちゃん結婚しろよ」の堀江英雄が脚色、「100万人の娘たち」の五所平之助が監督した風俗もの。撮影もコンビの篠村荘三郎。

    ネット上の声

    • イタコは本物だったが、終盤のエクソシズムの行者の東野英治郎の胡散臭さ、すたこら帰
    • 悲劇なのにラストの怪しいインチキ展開で、思わず顔がほころんでしまう珍作品でした
    • 究極のサゲマン女の半生をおどろおどろしく描いていくかと思いきやラスト10分の除霊
    • 女郎が運命の悪戯で男を死へと導くサゲマンとなるヘヴィネスな傑作
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1965年
    • 製作国日本
    • 時間98分
    • 監督五所平之助
    • 主演吉村実子
  14. かあちゃん結婚しろよ
    • C
    • 3.16

    戦後の東京、女手一つで子供を育てる母。息子の願いはただ一つ、「かあちゃん、結婚しろよ!」。

    昭和30年代の東京下町。夫を戦争で亡くし、小さな食堂を切り盛りしながら一人息子を育てる肝っ玉母さん・春子。息子の健太は、母の幸せを誰よりも願うしっかり者。ある日、健太は母に再婚を勧めることを決意。不器用ながらも母のためにお見合い相手を探し始める健太の奮闘。息子の健気な想いに戸惑いながらも、自身の幸せと向き合う春子。笑いと涙の下町人情物語。

    ネット上の声

    • のどかな海辺の田舎街での小さな幸せ探し...  息子は己の出自に、母は己の気持ちに向き合う母子愛映画
    • 息子・今彼・元夫、男たち相手によろめきながら全身で喜怒哀楽を振り撒く新珠から目が
    • 揺れ動く舟に乗る中学生の息子と居酒屋で待つことしかできない母はどうにもならない波
    • 川津祐介がいつまで経っても出てこないなあと思いながら最後まで観ていたけど「終」
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1962年
    • 製作国日本
    • 時間98分
    • 監督五所平之助
    • 主演新珠三千代
  15. 雲がちぎれる時
    • C
    • 3.15

    戦後の混乱期、記憶を失った女性と彼女を支える青年の純愛。引き裂かれた過去の先に待つ、残酷な真実。

    終戦直後の日本。空襲で記憶の全てを失った女性お島と、彼女を献身的に支える青年、三郎。二人は小さな村で寄り添い、穏やかな愛を育んでいく。しかし、お島の過去を知る人物の出現が、幸せな日々に影を落とす。失われた記憶に隠されていたのは、二人の運命を根底から覆す衝撃の事実。愛する人を守るため、青年は残酷な真実と対峙する決意。果たして、雲がちぎれた先に待つのは希望の光か、それとも深い絶望か。

    ネット上の声

    • 有馬稲子の転落劇を歯切れの良いテンポを交えて丹念に掘り下げていく回想シーンが抜群
    • 小川真由美に負けないくらい全身から不幸オーラを振りまく有馬稲子が次々と関係した男
    • 新藤兼人の脚本なので、このまま終わるはずないと思っていたが、案の定···
    • 佐田啓二を心配し常に気にかける伊藤雄乃助がめちゃくちゃいいです
    文芸・史劇
    • 製作年1961年
    • 製作国日本
    • 時間93分
    • 監督五所平之助
    • 主演佐田啓二
  16. 伊豆の娘たち
    • D
    • 3.14

    終戦直後の伊豆を舞台に、三姉妹が織りなす愛と再生の物語。父の死を乗り越え、力強く生きる彼女たちの決意。

    舞台は終戦間もない静岡県伊豆。父を亡くした三姉妹、長女・静江、次女・お君、三女・三枝の暮らし。家計を支えるため、静江は東京への奉公を決意。しかし、妹たちの将来や自身の淡い恋心との間で揺れ動く日々。そんな中、一家に舞い込む縁談話。それは家族の未来を左右する重大な選択。戦争の傷跡が残る社会で、ささやかな幸せを求め、懸命に生きる娘たちの姿。

    ネット上の声

    • 食堂を経営する家族を巡るコメディ
    • 本人の意向も訊いてみないと
    • 国アカで観た他の戦前作は、家父長制の醜悪なところが顕となり素直に楽しめなかったが
    • 戦中に撮り始めた作品ですが、プロパガンダ映画ではないので、戦後に完成させることが
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1945年
    • 製作国日本
    • 時間74分
    • 監督五所平之助
    • 主演河村黎吉
  17. からたち日記
    • D
    • 3.13
    信州の貧農の家に生れた一人の女性の一生を描いたもの。増田小夜の原作を「才女気質」の新藤兼人が脚色、「蟻の街のマリア」の五所平之助が監督した。撮影は「人間の条件 第1・2部」の宮島義勇。

    ネット上の声

    • 寒さをしのぐために片足で立っていた主人公が、両足で力強く土を踏むラストシーンに泣
    • 芸者として売られた女の半生を描く
    • 高千穂ひづるが素晴らしい
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1959年
    • 製作国日本
    • 時間120分
    • 監督五所平之助
    • 主演高千穂ひづる
  18. 18

    宴
    • D
    • 3.02

    二・二六事件の時代、青年将校の妻として生きることを選んだ女性の、愛と覚悟に満ちた激動の半生を描く文芸大作。

    昭和初期、激動の日本。華族の娘として生まれた鈴子は、奔放な性格から周囲の心配の種。ある日、彼女は陸軍の青年将校、高倉と運命的な出会いを果たし、恋に落ちる。家柄の違いという障害を乗り越え、二人は結婚。しかし、時代は軍部の力が強まる不穏な空気の中。夫が国家を憂い、クーデター計画に身を投じていくことを知りながらも、妻として彼を支え続ける鈴子。そして訪れる運命の日、1936年2月26日。夫の決起と、それに伴う自らの過酷な運命を受け入れる彼女の覚悟とは。

    ネット上の声

    • 二・二六事件を背景にしたメロドラマ
    • これはタイトルからは内容が想像つかないですね、見た後でもなぜ宴なのかわからないし
    • 製作年1967年
    • 製作国日本
    • 時間---分
    • 監督五所平之助
    • 主演岩下志麻
  19. 恋の花咲く 伊豆の踊子
    • D
    • 3.01

    旧制高校の学生と旅芸人の踊子。伊豆の美しい自然を舞台に描かれる、淡く切ない身分違いの恋物語。

    孤独を抱え伊豆へ一人旅に出た、旧制高校の学生。道中、彼は旅芸人の一座と出会い、可憐な踊子・薫に心を奪われる。天城峠のトンネル、湯ヶ野の温泉宿。共に旅をするうち、二人の間には淡い恋心が芽生えていく。しかし、学生と芸人という身分の違いと、旅の終わりがもたらす別れの予感。限られた時間の中で育まれる純粋な想いの行方。川端康成の不朽の名作、その映画化。

    ネット上の声

    • のんびりほのぼのしたアイドル映画。
    • 音のないラブソング
    • 初恋は淡く遠くに...
    • 田中絹代の可愛らしさ
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1933年
    • 製作国日本
    • 時間124分
    • 監督五所平之助
    • 主演田中絹代
  20. 朧夜の女
    • D
    • 2.93

    息子のために過去を捨てた母。しかし、無情にも忍び寄る噂の影が、ささやかな幸せを打ち砕く。

    昭和初期の小さな町。おとくは、女手一つで一人息子の健一を育てるため、小さな飲み屋を営んでいた。彼女には、誰にも言えない過去の秘密。それは、かつて芸者であったという事実。息子の将来のため、過去を隠し懸命に生きる彼女の前に、昔の客が現れる。同時に、健一の担任教師がおとくに好意を寄せ始める。平穏だった日常に投げ込まれた、過去という名の石。町に広がる噂が、母子の絆を試す、あまりにも過酷な試練。

    ネット上の声

    • 3大名優の競演!
    • ダラダラ起きて蝶子ママにおそようと言われながらも美味しそーなご飯用意される徳大寺
    • 「嘘はいけないが、世の中には、ひとつぐらいついていても良い嘘があったっていいじゃ
    • 童貞学生誠一が女給の照子を落とし子ができたので伯父が自分の子にしようとして死ぬお
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1936年
    • 製作国日本
    • 時間111分
    • 監督五所平之助
    • 主演飯塚敏子
  21. 21

    挽歌

    挽歌
    • D
    • 2.92

    霧の街・釧路で燃え上がる、許されざる恋。孤独な男女が織りなす、美しくも哀しい愛の挽歌。

    昭和30年代、北海道・釧路。深い霧に包まれるこの街で、若く孤独な女性・兵藤怜子は、妻子ある建築家・桂木勝俊と出会い、激しい恋に落ちる。互いに家庭に満たされぬ心を抱え、惹かれ合う二人。しかし、その関係は許されざる不倫の恋。怜子の異母兄や桂木の妻との複雑な人間関係が、二人の愛に暗い影を落とす。美しい湿原と冷たい海を背景に、愛の喜びと絶望の間で揺れ動く怜子の心情。果たして、この恋の行き着く先は。

    ネット上の声

    • 「死の香り」漂わせ……
    • 中学生の頃、不倫小説にはまり、そのきっかけとなったのが原田康子さんの『挽歌』
    • 皆様明けましておめでとうございます
    • No.1710 1957年作品 監督:五所平之助
    恋愛
    • 製作年1957年
    • 製作国日本
    • 時間127分
    • 監督五所平之助
    • 主演久我美子
  22. 22

    面影

    面影
    • D
    • 2.89

    戦後の混乱期、生き別れた娘の面影を追い求めるヴァイオリニストの父、その切ない旅路を描く感動の物語。

    終戦直後の1948年、日本。空襲で妻と娘を失ったと信じるヴァイオリニストの中根は、失意の底で演奏活動を続けていた。ある日、彼は娘とよく似た顔立ちの少女との出会い。その出会いをきっかけに、娘がどこかで生きているのではないかという希望を抱き、彼は全国を演奏して回りながら娘を探す旅に出ることを決意。行く先々で出会う人々の温かさに触れながらも、深まるのは娘への思慕の念。果たして、父の奏でるヴァイオリンの音色は、愛する娘の元へ届くのか。五所平之助監督が、戦後の社会情勢を背景に、親子の強い絆と希望を繊細なタッチで描き出す珠玉の一篇。

    ネット上の声

    • 菅井一郎と浜田百合子の年の差夫婦間に入り込んだ弟子の龍崎一郎
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1948年
    • 製作国日本
    • 時間96分
    • 監督五所平之助
    • 主演菅井一郎
  23. 鶏はふたたび鳴く
    • D
    • 2.86
    「煙突の見える場所」、「愛と死の谷間」のコンビ、脚本椎名麟三、監督五所平之助の第三作で、「愛と死の谷間」の小原譲治が撮影に当る。出演者は「人生劇場 望郷篇 三州吉良港」の佐野周二、「東尋坊の鬼」の左幸子、「和蘭囃子」の南風洋子と小園蓉子のほか片桐余四郎改め佐竹明夫など。

    ネット上の声

    • 人生の“不幸”といってもたかが知れたもの
    • 巧みなストーリー構成、人生の奥行、コミカルでテンポの良い展開、効果的な音楽と、と
    • 大阪っぽさ
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1954年
    • 製作国日本
    • 時間118分
    • 監督五所平之助
    • 主演佐野周二
  24. 24

    猟銃

    猟銃
    • D
    • 2.85

    ある男に宛てられた、三人の女による三通の手紙。十三年にも及ぶ不倫の愛憎劇が、静かに、そして鮮烈に浮かび上がる文芸ドラマ。

    舞台は戦後日本。著名な詩人が発表した、孤独な猟銃の男をうたった詩。その詩に感銘を受けた男・三杉は、詩人へ三通の手紙を送る。それは、彼の娘、妻、そして愛人から彼に宛てられたものだった。娘の手紙が語る、無邪気な視線から見た大人の秘密。妻の手紙が綴る、すべてを知りながら耐え続けた静かな苦悩。そして、愛人の手紙が明かす、十三年間の禁断の恋の始まりと、その悲劇的な結末。三者三様の視点から、一つの不倫がもたらした心の機微と、男女の業が静かに炙り出されていく。

    ネット上の声

    • 山本富士子vs岡田茉莉子
    • 和服の富士子vs洋装の茉莉子
    • 呆気なく問題が解決して、自分がいなくても難なく世界が回ってたことに気づいた後の山
    • 国立映画アーカイブで見てきた……!!!山本富士子はずーっと和服なんだけど、岡田茉
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1961年
    • 製作国日本
    • 時間98分
    • 監督五所平之助
    • 主演山本富士子
  25. 「通夜の客」より わが愛
    • D
    • 2.79
    井上靖の『通夜の客』を、「硫黄島(1959)」の八住利雄が脚色し、「からたち日記」の五所平之助が監督した抒情編。「伴淳の三等校長」の竹野治夫が撮影した。

    ネット上の声

    • 確かに動いたよね
    • 美しく輝く不倫
    • 理解と納得
    • 佐分利信の「大きくなったら浮気をしようね」という吐くほどキモい呪いに、最後に至っ
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1960年
    • 製作国日本
    • 時間97分
    • 監督五所平之助
    • 主演有馬稲子
  26. 今ひとたびの
    • E
    • 2.72
    五所平之助の東宝入社第一回作品。

    ネット上の声

    • 携帯の無い時代の恋愛ってスリリング!
    • シャイガイすぎる龍崎一郎にイラついてオラ!行けよ!と始終心の中でドヤしつけながら
    • あまりにも煮えきらない二人にやきもきしたが、あの最後の時間の凝縮具合にやられた
    • 「たとえあなたがどんなになっていても、たとえどんなあなたでも、ぼくは・・・」
    • 製作年1947年
    • 製作国日本
    • 時間118分
    • 監督五所平之助
    • 主演龍崎一郎
  27. 27

    欲
    • E
    • 2.52
    尾崎士郎の「ホーデン侍従」の映画化で、「現代無宿」の猪俣勝人と「四季の愛欲」の長谷部慶次が脚色、「螢火」の五所平之助が監督、竹野治夫が撮影した諷刺滑稽篇。主演は「坊っちゃん(1958)」の伴淳三郎、「暖簾」の森繁久彌、「夜の鼓」の三國連太郎。ほかに渡辺文雄、轟夕起子、富士真奈美、千田是也、水原真知子など。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1958年
    • 製作国日本
    • 時間107分
    • 監督五所平之助
    • 主演伴淳三郎
  28. 白い牙
    • E
    • 2.48
    井上靖の同名小説の映画化。長谷部慶次・堀江英夫が脚色し、「「通夜の客」より わが愛」の五所平之助が監督した。撮影は「大利根無情」の竹野治夫。

    ネット上の声

    • アブナイ女性主人公
    • 息子が親父に金貰うのは嫌なんだけど遊ぶ金は欲しいから(そして多少の復讐心もおそら
    • なにこの映画…時空歪んでない?ドロドロの昼ドラ…ゆったりとした演出も音楽もすべて
    • 五所監督は『「通夜の客」より わが愛』に続いて2本目、やはり胃もたれ感が共通
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1960年
    • 製作国日本
    • 時間96分
    • 監督五所平之助
    • 主演佐分利信
  29. 人生のお荷物
    • E
    • 2.48
     伏見晁の原作・脚色を、五所平之助が監督した小市民コメディ映画。軍人役の佐分利信が登場するシーンは、再公開時に大部分をカットされたという。

    ネット上の声

    • 子は三界の首枷
    • 父親にとって、自分の子供が最も疎ましい存在となる
    • 3人の娘を嫁がせ、人生に一区切りをつけた父親
    • “お荷物”がまさかの子供
    • 製作年1935年
    • 製作国日本
    • 時間67分
    • 監督五所平之助
    • 主演斎藤達雄
  30. 30

    新雪

    新雪
    • E
    • 2.47
     藤沢桓夫の同名小説を、館岡謙之助が脚色し五所平之助が監督した青春ドラマ。五所にとっては松竹退社後、初の大映作品となった。

    ネット上の声

    • このっ、チャーチルめ!
    • 水島道太郎と夢路の間にどんな感情のぶつかり合いがあったか謎なので、モンスターペア
    • 独自の教育理念を貫く国民学校の教師・蓑和田
    • 現存する84分版にて
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1942年
    • 製作国日本
    • 時間124分
    • 監督五所平之助
    • 主演水島道太郎
  31. かあちゃんと11人の子ども
    • E
    • 2.46
    吉田とらの原作を「恐山の女」の堀江英雄が脚色し、同じく「恐山の女」の五所平之助が監督した実話の映画化。撮影は「俺たちの恋」の長岡博之。

    ネット上の声

    • 多産なこと以外なにも特別なことが起こらない母親の回想を中心とした作品
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1966年
    • 製作国日本
    • 時間106分
    • 監督五所平之助
    • 主演左幸子
  32. たけくらべ
    • E
    • 2.44
    明治の閨秀作家樋口一葉の原作を「修禅寺物語」の八住利雄が脚色、「鶏はふたたび鳴く」の五所平之助が監督する。撮影は「ノンちゃん雲にのる」の小原譲治、音楽は「たそがれ酒場」の芥川也寸志の担当である。出演者は「ふり袖侠艶録」の美空ひばり「修禅寺物語」の岸恵子、柳永二郎、「からたちの花」の北原隆、歌舞伎若手俳優の市川染五郎、「弥太郎笠(1955)」の山田五十鈴のほか、坂本武、望月優子、飯田蝶子など。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1955年
    • 製作国日本
    • 時間95分
    • 監督五所平之助
    • 主演美空ひばり
  33. 花籠の歌
    • E
    • 2.42
    ネオンきらめく銀座裏の夜。トンカツ屋の看板娘をめぐる若いコックや女中、常連の大学生の恋の綾を通して都会人のそこはかとないペーソスを詠う巧微な風俗詩。監督は五所平之助。原作は岩崎文隆。出演は田中絹代、徳大寺伸、出雲八重子、笠智衆、佐野周二ほか。(10巻)

    ネット上の声

    • 戦前青春群像。対中国人差別なし。
    • チヨコレートと浅田飴
    • 『父ありき』では親子の周二と智衆がここでは同級生というんだから演技の幅に感服仕る
    • 田中絹代主演のコテコテのアイドル映画といった内容で、現代人からすると特に面白くな
    • 製作年1937年
    • 製作国日本
    • 時間69分
    • 監督五所平之助
    • 主演河村黎吉
  34. マダムと女房
    • E
    • 2.35
    日本初の本格的トーキー映画である本作は、賑やかな音と音楽にあふれた作品。 東京の郊外、ジャズ、劇作家という少し夢のあるあこがれのようなストーリー。 日本映画初となる第一声は、田中絹代の“あなたぁ”だった。

    ネット上の声

    • “音”へのこだわり〜日本初のトーキー☆
    • 小津安二郎の大親友、五所平之助
    • 最後まで見てしまいました
    • 様々な音が飛び出します
    音楽、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1931年
    • 製作国日本
    • 時間57分
    • 監督五所平之助
    • 主演渡辺篤
  35. 花婿の寝言
    • E
    • 2.34

    ネット上の声

    • まあまあ面白い
    コメディ
    • 製作年1935年
    • 製作国日本
    • 時間74分
    • 監督五所平之助
    • 主演林長二郎
  36. 新道 後篇良太の巻
    • E
    • 2.30

    ネット上の声

    • どちらが悔いのない選択だったのか
    • 後半は妊娠が発覚するも相手の死によりシングルマザーになってしまうメロドラマ展開に
    • 【詳述は、『五重塔』欄で】大きくは、旧く⋅当時の社会に実用的な価値観で括られる、
    • 最後の最後で、佐分利信のエゴが爆発
    • 製作年1936年
    • 製作国日本
    • 時間---分
    • 監督五所平之助
    • 主演田中絹代
  37. 新道 前篇朱実の巻
    • E
    • 2.30

    ネット上の声

    • 対照的な義姉妹の恋の行方は…
    • 避暑地である霧ヶ峰(兼母のサナトリウム)のきらめきが月の光となって襖の間から漏れ
    • 製作年1936年
    • 製作国日本
    • 時間---分
    • 監督五所平之助
    • 主演田中絹代
  38. 38

    木石

    木石
    • E
    • 2.22
     舟橋聖一の同名短編小説を、伏見晁が脚色し五所平之助が監督した。闘病生活を強いられていた五所の、約三年ぶりとなる復活作。
    • 製作年1940年
    • 製作国日本
    • 時間---分
    • 監督五所平之助
    • 主演夏川大二郎
  39. 愛撫(ラムール)
    • E
    • 2.19
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1933年
    • 製作国日本
    • 時間94分
    • 監督五所平之助
    • 主演岡田嘉子
  40. 花嫁の寝言
    • E
    • 2.13
    コメディ
    • 製作年1933年
    • 製作国日本
    • 時間57分
    • 監督五所平之助
    • 主演小林十九二
  41. 五重搭
    • E
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1944年
    • 製作国日本
    • 時間68分
    • 監督五所平之助
    • 主演大矢市次郎

あなたのご意見をお聞かせください!

ここがダメ!こうしてほしい!
どんな些細なことでも構いません。
当サイトへのご意見を是非お聞かせください。
送信中です。しばらくお待ちください
貴重なご意見ありがとうございました。
頂いたご意見を元に、価値あるサイトを目指して改善いたします。
送信に失敗しました。