-
原作は水上滝太郎。同じ三田派の久保田万太郎が監修し、「ひよどり草紙(1954)」の八住利雄と監督の五所平之助(煙突の見える場所)が共同で脚本を書いている。撮影は「叛乱」の小原譲治、音楽は「赤い自転車」の団伊玖磨。出演者は「ママの日記」の佐野周二、「春色お伝の方 江戸城炎上」の細川俊夫、「思春の泉」の左幸子、「鯉名の銀平(1954)」の乙羽信子、「君ゆえに」の安西郷子、「秘めたる母」の川崎弘子、「花祭底抜け千一夜」の城実穂、ビクター歌手の恵ミチ子などである。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間122分
- 監督五所平之助
- 主演佐野周二
-
平岩弓枝の同名小説を、「颱風とざくろ」の井手俊郎が脚色し、「宴」の五所平之助が監督した女性もの。撮影は「日本のいちばん長い日」の村井博。
ネット上の声
- 池内淳子の泥鰌掬いー流石にメイク無しです
- 冒頭、池内淳子が爽やかに耳をほじるのだが「或る夜ふたたび」でも佐野周二の髭を剃る
- 五所監督は、まだ、わが愛、白い牙しか見てなかったが、これは格段に好みのもの!そし
- 【詳述は、『わかれ雲』欄で】映画としてはそこそこ要件を充たしてるが、この世界を載
ヒューマンドラマ
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督五所平之助
- 主演池内淳子
-
「天国と地獄」の久板栄二郎と「かあちゃん結婚しろよ」の五所平之助が共同で執筆、五所平之助が監督した恋愛ドラマ。撮影は篠村荘三郎。
ネット上の声
- バスガイド役の岩下志麻が「宮崎は日本で最も古い国」と言っていたように思うが、それ
- 冒頭から、宮崎観光と宮崎交通タイアップがハナについたが、すぐに本筋に入って一安心
- 何だろう、表向きは名所とスターばかり出てくる観光映画の様相を呈しているのにそこで
- 地方のバス会社とのタイアップ映画でありながら、東京の進歩性や地方の保守的閉塞感ま
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督五所平之助
- 主演岩下志麻
-
ネット上の声
- 細かい金の話やら旅館の女中へ働きに出た妻・乙羽信子への嫉妬やらで終始イライラみみ
- 夫・佐野周二の失業、代わりに住み込みで働きに出た妻・乙羽信子の失踪が暗い世相の下
- 五所は『寝言』2部作や『木石』といった面白くない作品には辟易させられたが、本作は
- 不甲斐ない男どもにくらべて、女たちの逞しさといったら···でも、旦那や勤め先に黙
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督五所平之助
- 主演佐野周二
-
「ある夜ふたたび」の五所平之助が、「花ふたたび」の館岡謙之助と「夏の嵐」の長谷部慶次のオリジナル脚本によって描く親と子の愛の世界。作家由起しげ子が台詞に協力、撮影担当は宮島義男。主な出演者は「踊子」の淡島千景、「正義派」の伊藤雄之助、「オーケストラの姉妹」の設楽幸嗣、「流れる」の田中絹代、「正義派」の久我美子、ほかに飯田蝶子、多々良純、中村是好、高原駿雄、安村まさ子(子役)など。
ネット上の声
- あのオルゴール欲しい!
- 五所、初カラー作品
- 空気を読んで母に目配せされまくる設楽くんが、いつのまにか自分からも親の表情を盗み
- 終戦から数年経ってようやく復員した父親と息子が、おずおずと遠回りしながら空白を埋
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督五所平之助
- 主演淡島千景
-
五所平之助が「大阪の宿」に次いで監督する映画で、脚本は「煙突の見える場所」の椎名麟三の書卸し、撮影は「大阪の宿」の小原譲治、音楽は「にごりえ」の芥川也寸志の担当である。主なる出演者は「にごりえ」の芥川比呂志、「黒い潮」の津島恵子、「人生劇場 望郷篇 三州吉良港」の宇野重吉、「どぶ」の乙羽信子、「学生心中」の木村功、「泥だらけの青春」の高杉早苗、「愛」の安西郷子で、そのほか飯田蝶子、伊藤雄之助、多々良純等である。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督五所平之助
- 主演津島恵子
-
ベストセラー小説原田康子の『挽歌』を由起しげ子と「最後の脱走」の八住利雄が共同脚色、これで作品第八〇号になる五所平之助が「黄色いからす」に次いで監督した。撮影は昨年度、色彩技術賞を獲得した新進の瀬川順一。主演は「黄色いからす」の久我美子、「今日のいのち」の森雅之、「浪人街(1957)」の高峰三枝子、「海人舟より 禁男の砂」の石浜朗。ほかに渡辺文雄、浦辺粂子、中村是好、斎藤達雄、高杉早苗など。
ネット上の声
- 「死の香り」漂わせ……
- 中学生の頃、不倫小説にはまり、そのきっかけとなったのが原田康子さんの『挽歌』
- 皆様明けましておめでとうございます
- No.1710 1957年作品 監督:五所平之助
恋愛
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間127分
- 監督五所平之助
- 主演久我美子
-
織田作之助作の「蛍」の映画化。脚色は「負ケラレマセン勝ツマデハ」の八住利雄、監督は「挽歌(1957)」の五所平之助、撮影は「海の野郎ども」の宮島義勇が担当。主演は「負ケラレマセン勝ツマデハ」の淡島千景、伴淳三郎、「侍ニッポン」の森美樹、「新婚七つの楽しみ」の若尾文子。
ネット上の声
- GWというのに観たい作品があんまし無い
- 暴れる御客は困るよねえ
- ファーストショットのグルグル回る水車は、淡島千景か旧態依然とした家族制から逃れる
- 旅館寺田屋に嫁いだ花嫁・淡島千景の手の平から、すぅっと螢が光を点滅させながら飛ん
時代劇
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督五所平之助
- 主演淡島千景
-
製作は平尾郁次。脚本は「面影」以来の五所平之助に、「めし」の田中澄江「のど自慢三羽烏」の館岡謙之助が共同して書き、五所平之助久しぶりの監督である。撮影は五所監督となじみ深い三浦光雄(「宝塚夫人」)である。出演者は、澤村宗十郎の娘、沢村契恵子、「わが一高時代の犯罪」の沼田曜一、往年の松竹スター川崎弘子、文学座の三津田健と福田妙子それに中村是好、岡村文子、倉田文人の娘倉田マユミ、その他俳優座の若手女優など。
ネット上の声
- 「ウルトラQザ・ムービー エピソード0」
- 真面目な良い作品です
- いけ好かない都会人が田舎を馬鹿にする構図というより、ブルジョワとプロレタリアの対
- 都会の娘が田舎の人々と交流して心を入れ替えるっていう話はわりとベタだけど大仰すぎ
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督五所平之助
- 主演沢村契恵子
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隅田川畔のバタヤ集落に身を投じた、カトリック信者の一女性が胸を患い歿するまでを描いたもので、先頃芸術座の舞台で上演されたこともある実録である。原作は蟻の街の住人松居桃楼で、「炎上」の共同脚色者の一人長谷部慶次が脚色、「欲」の五所平之助が監督した。撮影は「浮世風呂」の竹野治夫。宝塚出身の新人・千之赫子がヒロインに抜擢されたほか、斎藤達雄・南原伸二・佐野周二・渡辺文雄らが出演する。
ネット上の声
- なんか、どっかで見たような顔…?と思ってた美少年が、美輪明宏だと後から知ってびっ
- 実話にもとづく蟻の街に尽力した薄命の女、北原怜子の生涯を描く!寝不足の多々良純が
- キリスト教の教義に基づき献身的な活動を展開した社会奉仕家北原怜子の生涯を描いたド
- 実話である物語のバックグラウンドを知らなければ、単なるザ・美談な取るに足らない映
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督五所平之助
- 主演千之赫子
-
スタジオ8プロ第二回作品で、第一回作品「わかれ雲」と同じく平尾郁次の製作、館岡謙之助の脚本、五所平之助の監督、三浦光雄の撮影というスタッフである。原作は高見順の朝刊『朝日新聞』連載の小説である。主演は「続佐々木小次郎(1951)」を最後にフランスへ行き、半ヶ年ぶりで帰って来た高峰秀子の最初の出演、他に「風ふたたび」の池部良、「山びこ学校」の岡田英次、「嵐の中の母」の香川京子、「大空の誓い」の上原謙、その他汐見洋、三宅邦子、沢村契恵子、外国人のアドリアン・アンベールなどである。
ネット上の声
- 抒情描写が巧みな五所平之助監督の翌年代表作「煙突が見える場所」に繋がる、池部良、
- あの岡田英次があれよあれよと自己中心自信満々あの子に相手にされない男として浮き彫
- 貿易会社でバリバリ働くBGのデコちゃんとライバル会社で働く池部良が不思議な出逢い
- 1952年の日本の風景は、はっきり言って新興国の生活レベルなのは、サンフランシス
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督五所平之助
- 主演高峰秀子
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朝日新聞に連載された円地文子の新聞小説を「妻あり子あり友ありて」の八住利雄が脚色。「雲がちぎれる時」の五所平之助が監督した恋愛心理ドラマ。撮影は木塚誠一が担当。
ネット上の声
- 初台の寮は常に朝が来なくて、「サラダとチキンのマカロニグラタン、こっちでは高いの
- 英語で鷺園を案内する岡田ガイドに怪しいおっさんが接近するOPがいい
- 野田の鷺山で8mmカメラ回してる山村聰、冒頭からノワール
- 冒頭の展望台、糸杉、東京タワーは明らかにファルス
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- 製作国日本
- 時間108分
- 監督五所平之助
- 主演岡田茉莉子
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利根川裕原作の「宴」は最初、ペンネーム糸魚川浩で、雑誌『展望』に発表された。「かあちゃんと11人の子ども」のトリオ堀江英雄が脚色、五所平之助が監督。長岡博之が撮影した悲恋メロドラマ。
ネット上の声
- 二・二六事件を背景にしたメロドラマ
- 中山仁が囚われているのは少年時代に見た父の白い骨箱、お志麻は家に伝わる小刀を鞘か
- これはタイトルからは内容が想像つかないですね、見た後でもなぜ宴なのかわからないし
- 雪道で倒れるお志麻の足袋を脱がせ、凍傷寸前の足の指を咥える中山仁!寒さに痺れ感覚
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督五所平之助
- 主演岩下志麻
-
小川元の原作“霊場の女”を、「かあちゃん結婚しろよ」の堀江英雄が脚色、「100万人の娘たち」の五所平之助が監督した風俗もの。撮影もコンビの篠村荘三郎。
ネット上の声
- イタコは本物だったが、終盤のエクソシズムの行者の東野英治郎の胡散臭さ、すたこら帰
- 母菅井さんが最初店にまで着いてくるんかと思ったけど最後修行にまで着いてくるんかと
- 父と息子たちが同じ女を愛するカラマーゾフ的因果は、(同作のごとく)父と長男の場合
- 悲劇なのにラストの怪しいインチキ展開で、思わず顔がほころんでしまう珍作品でした
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督五所平之助
- 主演吉村実子
-
ネット上の声
- 食堂を経営する家族を巡るコメディ
- 本人の意向も訊いてみないと
- 国アカで観た他の戦前作は、家父長制の醜悪なところが顕となり素直に楽しめなかったが
- 戦中に撮り始めた作品ですが、プロパガンダ映画ではないので、戦後に完成させることが
ヒューマンドラマ
- 製作年1945年
- 製作国日本
- 時間74分
- 監督五所平之助
- 主演河村黎吉
-
壇一雄原作「海のある窓」より「雲がちぎれる時」の五所平之助と堀江英雄が共同で脚色、五所平之助が監督した母子の愛情物語。撮影は「秋津温泉」の成島東一郎。
ネット上の声
- のどかな海辺の田舎街での小さな幸せ探し... 息子は己の出自に、母は己の気持ちに向き合う母子愛映画
- 息子・今彼・元夫、男たち相手によろめきながら全身で喜怒哀楽を振り撒く新珠から目が
- 揺れ動く舟に乗る中学生の息子と居酒屋で待つことしかできない母はどうにもならない波
- 面白すぎて時間があっという間…田村高廣の「おっかさん」って呼ぶ時のあの笑顔と美し
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督五所平之助
- 主演新珠三千代
-
田宮虎彦の『赤い椿の花』を、「「挑戦」より 愛と炎と」の新藤兼人が脚色し、「猟銃」の五所平之助が監督した文芸編。撮影も「猟銃」の竹野治夫。
ネット上の声
- 有馬稲子の転落劇を歯切れの良いテンポを交えて丹念に掘り下げていく回想シーンが抜群
- 小川真由美に負けないくらい全身から不幸オーラを振りまく有馬稲子が次々と関係した男
- 思いっきり荒んで、くたびれ具合が体形にも現れていた、佐田啓二も見放した有馬稲子が
- さすがの新藤脚本で魅せる〜 そして雄之助言うこといちいち沁みるええ役… 色々起こ
文芸・史劇
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督五所平之助
- 主演佐田啓二
-
五所平之助の原案を「今宵妻となりぬ」の館岡謙之助が脚本を書き「今ひとたびの」の五所平之助が久々のメガフォンをとる。キャメラは「四つの恋の物語(1947)」第二話「別れも愉し」以来の木塚誠一。「地下街二十四時間」の浜田百合子「今ひとたびの」の龍崎一郎が主演する他「おスミの持参金」に引き続く若山セツコ、菅井一郎が共演し松竹の笠智衆が出演する。
ネット上の声
- ブルジョア夫婦の邸宅に招かれた男やもめ龍崎一郎が、亡くした妻と生き写しの浜田百合
- 【詳述は、『今ひとたびの』欄で】映画としての、整い⋅華麗さを壊してまでの、隠せな
- 龍崎一郎に迫られた浜田百合子が必死の表情で「私は幸福、幸福なんです」と叫び、鏡を
- 感情をセリフに頼らず、波で表現したり、祭囃子を感情の対位法で用いるなど、五所は非
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督五所平之助
- 主演菅井一郎
-
ネット上の声
- のんびりほのぼのしたアイドル映画。
- 音のないラブソング
- 初恋は淡く遠くに...
- 田中絹代の可愛らしさ
ヒューマンドラマ
- 製作年1933年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督五所平之助
- 主演田中絹代
-
『文学界』に掲載された椎名麟三の「無邪気な人々」を「二人の瞳」の小国英雄が脚色し、「朝の波紋」の五所平之助が監督した。「春の囁き」の三浦光雄、「吹けよ春風」の芥川也寸志がそれぞれ撮影、音楽に当っている。「夫婦」の上原謙、「秘密(1952)」の田中絹代、「女といふ城 夕子の巻」の高峰秀子、「ひめゆりの塔(1953)」の関千恵子を中心に田中春男、花井蘭子、浦辺粂子、坂本武などが助演する他、文学座の芥川比呂志が参加している。
ネット上の声
- 見方を変えれば煙突も人も違って見える
- コメディだけど、それだけじゃない
- 不思議な魅力の下町コメディ
- 本当は4本あるんだけど
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督五所平之助
- 主演上原謙
-
「マダムと女房」の五所平之助が、自身が生まれ育った東京下町を舞台に描いた人情ドラマ。大学生の誠一はバーで働く照子と愛しあうようになり、やがて彼女を妊娠させてしまう。誠一から相談を受けた伯父の大吉は、誠一の将来のため、そして彼を溺愛する母親がショックを受けないように、照子を妊娠させたのは自分であると周囲に嘘をつくが……。五所監督作や小津監督作でおなじみの名女優・飯田蝶子が誠一の母役を好演している。
ネット上の声
- 3大名優の競演!
- ダラダラ起きて蝶子ママにおそようと言われながらも美味しそーなご飯用意される徳大寺
- 【詳述は、『或る夜ふたたび』欄で】とめどなくも、雰囲気とセットの計れないスケール
- 母は己の息子がやらかした妊娠だとは到底思っていないからあそこまで協力できるし、叔
ヒューマンドラマ
- 製作年1936年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督五所平之助
- 主演飯塚敏子
-
信州の貧農の家に生れた一人の女性の一生を描いたもの。増田小夜の原作を「才女気質」の新藤兼人が脚色、「蟻の街のマリア」の五所平之助が監督した。撮影は「人間の条件 第1・2部」の宮島義勇。
ネット上の声
- ある芸者の男に翻弄される苦労に満ちた激動の半生という一歩間違えたら平凡な朝ドラみ
- 寒さをしのぐために片足で立っていた主人公が、両足で力強く土を踏むラストシーンに泣
- ラスト、初恋の田村高廣を見送り登った峠の坂道を全速で下る高千穂ひづるをフィックス
- おそらく原作通りの波瀾万丈女半生記にふーんと思ってた途端、峠の高低差の味わい深い
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
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- 監督五所平之助
- 主演高千穂ひづる
-
井上靖の原作を、「「赤坂の姉妹」より 夜の肌」の共同執筆者・八庄利雄が脚色し「白い牙」の五所平之助が監督した女性映画。撮影は「親バカ子バカ」の竹野治夫。
ネット上の声
- 山本富士子vs岡田茉莉子
- 和服の富士子vs洋装の茉莉子
- 呆気なく問題が解決して、自分がいなくても難なく世界が回ってたことに気づいた後の山
- 国立映画アーカイブで見てきた……!!!山本富士子はずーっと和服なんだけど、岡田茉
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督五所平之助
- 主演山本富士子
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「煙突の見える場所」、「愛と死の谷間」のコンビ、脚本椎名麟三、監督五所平之助の第三作で、「愛と死の谷間」の小原譲治が撮影に当る。出演者は「人生劇場 望郷篇 三州吉良港」の佐野周二、「東尋坊の鬼」の左幸子、「和蘭囃子」の南風洋子と小園蓉子のほか片桐余四郎改め佐竹明夫など。
ネット上の声
- 人生の“不幸”といってもたかが知れたもの
- 大阪っぽさ
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- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督五所平之助
- 主演佐野周二
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井上靖の『通夜の客』を、「硫黄島(1959)」の八住利雄が脚色し、「からたち日記」の五所平之助が監督した抒情編。「伴淳の三等校長」の竹野治夫が撮影した。
ネット上の声
- 確かに動いたよね
- 美しく輝く不倫
- 理解と納得
- 佐分利信の「大きくなったら浮気をしようね」という吐くほどキモい呪いに、最後に至っ
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
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- 監督五所平之助
- 主演有馬稲子
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伏見晁の原作・脚色を、五所平之助が監督した小市民コメディ映画。軍人役の佐分利信が登場するシーンは、再公開時に大部分をカットされたという。
ネット上の声
- 子は三界の首枷
- 【詳述は、『愛撫』欄で】中身に半ば反し、しかし真に活かした、透明⋅真に映画をひと
- 還暦間近にして3番目の娘を嫁に出した省三は恥かきっ子の末の長男貫一に辟易するけど
- 父親にとって、自分の子供が最も疎ましい存在となる
- 製作年1935年
- 製作国日本
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- 監督五所平之助
- 主演斎藤達雄
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五所平之助の東宝入社第一回作品。
ネット上の声
- 携帯の無い時代の恋愛ってスリリング!
- シャイガイすぎる龍崎一郎にイラついてオラ!行けよ!と始終心の中でドヤしつけながら
- 高峰三枝子からもらった時計を彼女自身と思っているから、映画冒頭シーンで時計の針を
- あまりにも煮えきらない二人にやきもきしたが、あの最後の時間の凝縮具合にやられた
- 製作年1947年
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- 監督五所平之助
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尾崎士郎の「ホーデン侍従」の映画化で、「現代無宿」の猪俣勝人と「四季の愛欲」の長谷部慶次が脚色、「螢火」の五所平之助が監督、竹野治夫が撮影した諷刺滑稽篇。主演は「坊っちゃん(1958)」の伴淳三郎、「暖簾」の森繁久彌、「夜の鼓」の三國連太郎。ほかに渡辺文雄、轟夕起子、富士真奈美、千田是也、水原真知子など。
ネット上の声
- 最初のほう音声が籠っていたのかわたしの集中力が低いのか、セリフがモコモコ聞き取れ
- なんだかやたら画面が遠くてホルモンタンクにも関わらずぼんやりみてしまい、賑やかな
- 【詳述は、『蟻の街のマリア』欄で】名優⋅怪優らの、深さも感じる存在と濃い演技の絡
- キン◯マを原材料に不老不死の薬を作ろうとする伴淳、実験用キン◯マ調達に奔走する三
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井上靖の同名小説の映画化。長谷部慶次・堀江英夫が脚色し、「「通夜の客」より わが愛」の五所平之助が監督した。撮影は「大利根無情」の竹野治夫。
ネット上の声
- アブナイ女性主人公
- 【詳述は、『挽歌』欄で】美的な力、内容の緊張感にはあるが、観る側の共有物にならな
- 女性の心理をほとんどわかっていない自分からすると、いちばん理解がむずかしいタイプ
- 神戸の洋館、ブルジョア家族が憎しみあい、全員不幸へと自滅するさまを描いた、井上靖
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
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藤沢桓夫の同名小説を、館岡謙之助が脚色し五所平之助が監督した青春ドラマ。五所にとっては松竹退社後、初の大映作品となった。
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- 主演水島道太郎
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吉田とらの原作を「恐山の女」の堀江英雄が脚色し、同じく「恐山の女」の五所平之助が監督した実話の映画化。撮影は「俺たちの恋」の長岡博之。
ネット上の声
- 谷内六郎先生の可愛い絵から始まってオールスター演ずる大家族の民主主義?時枝が末娘
- 過剰な老けメイクのビッグ・ママ左幸子と渥美清度控えめの夫・渥美清とオールスター総
- 皆さん、酷評でしたが、楽しめましたよ‼️昔のお母さん像、思い出した感じです
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明治の閨秀作家樋口一葉の原作を「修禅寺物語」の八住利雄が脚色、「鶏はふたたび鳴く」の五所平之助が監督する。撮影は「ノンちゃん雲にのる」の小原譲治、音楽は「たそがれ酒場」の芥川也寸志の担当である。出演者は「ふり袖侠艶録」の美空ひばり「修禅寺物語」の岸恵子、柳永二郎、「からたちの花」の北原隆、歌舞伎若手俳優の市川染五郎、「弥太郎笠(1955)」の山田五十鈴のほか、坂本武、望月優子、飯田蝶子など。
ネット上の声
- 樋口一葉×美空ひばり×五所平之助という異色の組み合わせに期待していたけれど、あま
- 以前、ジャック&ベティで観た時はボロボロのフィルムで見辛いものだったが、さす
- 美空ひばりの登場シーンでああこれは当時のアイドル映画でもあったんだなと
- 美空ひばりに市川染五郎(白鴎)そして岸恵子共演のアイドル映画
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- 製作国日本
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- 監督五所平之助
- 主演美空ひばり
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ネオンきらめく銀座裏の夜。トンカツ屋の看板娘をめぐる若いコックや女中、常連の大学生の恋の綾を通して都会人のそこはかとないペーソスを詠う巧微な風俗詩。監督は五所平之助。原作は岩崎文隆。出演は田中絹代、徳大寺伸、出雲八重子、笠智衆、佐野周二ほか。(10巻)
ネット上の声
- 戦前青春群像。対中国人差別なし。
- チヨコレートと浅田飴
- 『父ありき』では親子の周二と智衆がここでは同級生というんだから演技の幅に感服仕る
- 田中絹代主演のコテコテのアイドル映画といった内容で、現代人からすると特に面白くな
- 製作年1937年
- 製作国日本
- 時間69分
- 監督五所平之助
- 主演河村黎吉
-
日本初の本格的トーキー映画である本作は、賑やかな音と音楽にあふれた作品。
東京の郊外、ジャズ、劇作家という少し夢のあるあこがれのようなストーリー。
日本映画初となる第一声は、田中絹代の“あなたぁ”だった。
ネット上の声
- “音”へのこだわり〜日本初のトーキー☆
- 小津安二郎の大親友、五所平之助
- 最後まで見てしまいました
- 様々な音が飛び出します
音楽、 ヒューマンドラマ
- 製作年1931年
- 製作国日本
- 時間57分
- 監督五所平之助
- 主演渡辺篤
-
ネット上の声
- 【詳述は、『マダムと女房』欄で】タッチといい、展開といい、時に凄まじい才気⋅悪意
- おのろけ新婚夫婦…笑 寝言だけで物語を作っているので、とても面白いとは言えないが
- 妻の昼寝が理由で離婚が成立するなんて(原因は長谷川一夫のうるさい寝言)、戦前は妻
- 蒲田映画の古いもので、長谷川一夫さんのコメディモノを初めて観ました
コメディ
- 製作年1935年
- 製作国日本
- 時間74分
- 監督五所平之助
- 主演林長二郎
-
ネット上の声
- どちらが悔いのない選択だったのか
- 後半は妊娠が発覚するも相手の死によりシングルマザーになってしまうメロドラマ展開に
- 【詳述は、『五重塔』欄で】大きくは、旧く⋅当時の社会に実用的な価値観で括られる、
- 後編の冒頭に、前篇の概略約7分がついているのだが、これが田中、川崎がナレーション
- 製作年1936年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督五所平之助
- 主演田中絹代
-
ネット上の声
- 対照的な義姉妹の恋の行方は…
- 避暑地である霧ヶ峰(兼母のサナトリウム)のきらめきが月の光となって襖の間から漏れ
- 野田高梧がこのような通俗的な話を、それぞれの人物の個性、善意、悪意を見事に描き分
- 田中絹代がくるくると身を翻して大広間を走り廻る、それだけで画面がぱあと明るくなる
- 製作年1936年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督五所平之助
- 主演田中絹代
-
舟橋聖一の同名短編小説を、伏見晁が脚色し五所平之助が監督した。闘病生活を強いられていた五所の、約三年ぶりとなる復活作。
- 製作年1940年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督五所平之助
- 主演夏川大二郎
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ネット上の声
- サイレントやから文章きっちり読まなきゃ しかし昔のやから読みづらいね
- 戦前に愛撫だなんて!監督五所平之助なんで艶笑喜劇?でも戦前
- 村の医師が誤診で信用を失い、看板を撤去後に倒れてしまう
- ☑️『愛撫』及び『人生のお荷物』▶️▶️
ヒューマンドラマ
- 製作年1933年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督五所平之助
- 主演岡田嘉子
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ネット上の声
- 【詳述は、『マダムと女房』欄で】音も⋅悪のり内容もクリアで、内輪で濃く遊びまくる
- 花嫁の寝言を聞くために招かれざる客がやってきて新婚夫婦の生活を脅かす、『ファニー
- 「花婿の寝言」より2年前に作られたコメディー出来栄えとしては「花婿の寝言」の方が
- 五所平之助の作品というよりは、普通の娯楽作と感じた
コメディ
- 製作年1933年
- 製作国日本
- 時間57分
- 監督五所平之助
- 主演小林十九二
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ヒューマンドラマ
- 製作年1944年
- 製作国日本
- 時間68分
- 監督五所平之助
- 主演大矢市次郎