- 製作
- 2019年 日本
- 時間
- 106分
- 監督
- 越川道夫
- 出演
- 瀬戸かほ宇野祥平深水元基
- 種類
- ヒューマンドラマ
「海辺の生と死」「アレノ」など男女の濃密な時間を描いてきた越川道夫監督が、新たに取り組む「誰でもない恋人たちの風景」シリーズの第1弾。癒えることのない悲しみを抱えながら、漂うように生きてきたユリがたどり着いたのが、小さな古本屋だった。ユリはその店の主人であるトモさんの妻になる。亡くなった前妻のことを忘れられないトモさんは、彼女のことを毎日思い出しながらも、今ではユリなしの生活は考えられずにいた。一方その頃、トモさんの幼なじみのリュウタは亡くなった父の遺品からある詩集を発見する。そんなリュウタとユリはお互いに惹かれ合い、そして求め合うようになる。ユリがリュウタとの関係を続けることは、ユリがトモさんのもとを去ることを意味していた。主人公ユリ役をモデルなどでも活躍する瀬戸かほが体当たりで演じるほか、トモさん役を「焼肉ドラゴン」の宇野祥平、リュウタ役を「新宿スワン」の深水元基がそれぞれ演じる。