- 製作
- 2018年 日本
- 時間
- 97分
- 監督
- 園田映人
- 出演
- 桃果
- 種類
- ドキュメンタリー
「台湾民主化の父」と呼ばれる台湾の政治家・李登輝の精神の成長過程を、実写ドラマとアニメーションを交えて描いたドキュメンタリー。現代社会に疲弊した日本の女子大生・山口まりあは、自宅近くの湖で投身自殺を図ろうとする。しかし、そのせつなに、彼女の意識はなぜか台湾の元総統・李登輝と通じ、その結果、まりあと李登輝の精神の対話が始まる。李登輝はまりあに彼女が今まで知らなかった日本統治時代の台湾のことや、自身の少年時代などについて語り始め、その言葉に耳を傾けるまりあは、今まで全く興味のなかった自分の国の素晴らしい一面に思いをめぐらせていく。主人公まりあ役は「ビブリア古書堂の事件簿」などに出演した桃果。監督は、祖父が台湾の近代化に尽力した役人・教育者で、母親が台湾生まれの日本人である園田映人。