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台湾初の民選総統、李登輝。その哲学と人生観に迫る、貴重な対話で構成されたドキュメンタリー。
台湾の民主化を成し遂げた男、李登輝元総統。92歳にしてなお、その眼は未来を見据える。本作は、彼の人生の軌跡を辿りながら、その思想の核心に迫る対話篇。日本統治時代に受けた教育、「武士道精神」への深い理解、そして台湾人としてのアイデンティティの確立。政治家として、思想家として、彼が何を考え、何を成し遂げようとしたのか。現代日本への鋭い問いかけと、未来へのメッセージ。歴史の激流を生き抜いた「哲人王」の言葉が、今を生きる我々の心に響く。
ネット上の声
- 園田監督が伝えたかった事、分かりましたよ
- 李登輝氏の思想や理想が垣間見える秀作
- 最高のタイミングで完成した映画だ!
- 李登輝さんはまさに哲人政治家ですね
ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督園田映人
- 主演桃果
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テレビドラマ「君の花になる」などで注目を集める若手俳優の山下幸輝が主演を務め、スランプ中の漫画家マモルの前に幽霊たちが現れたことから巻き起こるさまざまな出来事を通して、自分をごまかしながら生きてきたマモルが自身と向き合う姿を描く。
新人賞をとって以来、描きたいものがなくなってしまい、休載中の漫画家・堀マモル。苦悩する彼の部屋にある時、海、樹、愛と名乗る幽霊たちが現れ、「漫画を描かせてあげる」と言う。小学生の海は母にさみしいと言い出せなかった思いを、中学生の樹は周りにうまくなじめず孤独を抱えた自分を救ってくれた教師への思いを、そして高校生の愛は一緒に夢をかなえようと誓った友への思いを語り、彼らの話をマモルは3編の漫画に描き上げていく。そしてマモルはいつしか、自身の大切な人である春との別れや果たせなかった約束など、心の奥底にしまっていた過去と向き合い始める。
音楽のほか絵や物語の創作を手がけるシンガーソングライターのsetaの原作で、「その声のあなたへ」の榊原有佑、本作が初監督の武桜子、「光はどこにある」の野田麗未の3人の監督がメガホンをとった。
ネット上の声
- マンガ家ファンタジー
- とどきましたぞ!
- 幽霊と逢う為には
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督榊原有佑
- 主演山下幸輝
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「片腕マシンガール」「惡の華」の井口昇が監督・脚本を手がけ、「電撃ネットワーク」のギュウゾウが主宰するアイドルイベント「ギュウ農フェス」とタッグを組んだ青春SF群像劇。世界が終焉を迎えるという予言が世間を騒がせる中、アイドルグループ「イブニングローリー」は配信ライブとミュージックビデオ撮影のため栃木県某所で合宿を行うことに。しかし初日からメンバーやスタッフが失踪するトラブルが発生し、日頃から他のメンバーと折り合いがつかずにいたメグはついに脱退を決意する。翌朝、メグは合宿所からの帰り道で、失踪していたメンバーの変死体を発見。その直後、メグ自身も謎の怪電波に襲われてしまう。主人公メグ役に「恋は雨上がりのように」の桃果。「11人いる!」など数々の映画音楽を手がけてきた福田裕彦が音楽監督を担当。
ネット上の声
- 餃子キメちゃう?
- ひとりのアイドルがメンバーを知り、自分を見つめ直していく姿が凄く良かったなと思い
- アイドル映画としてありえんエモみだし、日本のミュージカル映画としての理想形だとも
- コロナ禍を生きる中でどう生きるか、どう他人を思いやるかを問うメッセージ性の強い作
青春
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督井口昇
- 主演桃果
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認知症の父が唯一忘れない、ある女性の記憶。父の秘めた過去を辿る娘が知る、切なくも美しい愛の真実。
認知症を患い、娘・佳織のことも忘れかけている父。しかし、彼の記憶には「夏子」という一人の女性の名前だけが鮮明に刻まれていた。母ではないその女性は一体誰なのか。佳織は父の過去を辿る旅に出ることを決意。古い写真や手紙を手がかりに、父が青春時代を過ごした町へ。そこで彼女が目の当たりにするのは、これまで知らなかった父の姿と、生涯をかけて守り抜いた切ない愛の物語。
ネット上の声
- とりあえずビラ配り
- 記憶代理人の話をメインにしたいのか若年性アルツハイマーの話をメインにしたいのかは
- ★ギターを弾く女の子×音楽の映画は個人的にハズレはないと思っているので、主演の桃
- 2000年代の携帯小説か何かから卒業出来てないのかな?というレベルのクオリティー
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督園田新
- 主演兵頭功海
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「13月の女の子」「名前」 の戸田彬弘監督のオリジナル脚本によるドラマ。30歳を越え、映画監督として壁にぶつかっている藤井薫は、彼をずっと支えてきた女優の宮崎寧々から「私、結婚します」と告げられる。彼女への思いをぶつけようと、必死に脚本を書く薫。しかし、脚本を読んだプロデューサーの奥田から「理想ではなく、希望を書け」と脚本を突っぱねられた薫は、自分自身に目線を向け始める。主人公の藤井役を「お嬢ちゃん」「あいが、そいで、こい」「無頼」の高橋雄祐、ヒロインの寧を「本気のしるし」の土村芳が演じ、主題歌を担当した「雨のパレード」の大澤実音穂が本作で女優デビューを果たした。音楽×映画をコンセプトにした映画祭「MOOSIC LAB [JOINT] 2020-2021」で、観客賞、男優賞、ミュージシャン賞を受賞した。
ネット上の声
- 【”理想で書くな。現実の中にある希望を書け!”今作は、最愛の人の突然の別れの告白を機に、自分自身を見つめ直す主人公を描いた作品である。】
- 勘違い男の薄気味悪い下北沢の地雷映画。
- 僕にはとてもすてきな作品でした
- 善行貯金する男
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間51分
- 監督戸田彬弘
- 主演高橋雄祐
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栃木県鹿沼市を舞台に、東日本大震災で被災した少女に手を差し伸べるほうき職人とその娘の葛藤を描いたヒューマンドラマ。江戸時代から伝わる鹿沼ほうきの職人である石橋晃は、家業だけでは生活できず副業として塾を経営している。彼は宮城で被災して鹿沼に引っ越してきた母子家庭の娘・大友空を支えてやろうと、月謝を取らずに塾に通わせていた。空は高校受験を控えているが、震災による心の傷が癒えずに塾を休みがちになってしまう。一方、石橋の娘・美由紀は、他人の娘にばかり優しくする父に不満を募らせていく。美由紀を「ビブリア古書堂の事件手帖」「人狼ゲーム デスゲームの運営人」の桃果、空を「ばぁちゃんロード」の和泉詩、美由紀の父・晃をモロ師岡が演じる。監督・脚本は「おかあさんの被爆ピアノ」「レミングスの朝」の五藤利弘。
ネット上の声
- みんな1度は跨がったことあるよね
- 【"まほうのほうき"】
- この作品もそうなのですが、五藤利弘監督の映画の家族の食卓のシーンがとても好きです
- 私の地元、栃木県の鹿沼市が舞台の作品と知り、観てきました
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間75分
- 監督五藤利弘
- 主演和泉詩