- 製作
- 2018年 日本
- 時間
- 90分
- 監督
- 野澤和之
- 出演
- ---
- 種類
- ドキュメンタリー
がん患者の苦しみを言葉で癒す「言葉の処方箋」とも言われる「がん哲学外来」と、そこから発展して生まれた「がん哲学外来メディカル・カフェ」をテーマに撮り上げたドキュメンタリー。順天堂大学医学部の樋野興夫教授が、医学と哲学を結びつけて提唱した「がん哲学外来」。そして、そこから発展し、患者たちが対話して悩みを分かち合い、病と向き合う場として生まれた交流の場「メディカル・カフェ」。全国のカフェを回って講演する樋野教授や、それぞれにカフェを開設し、がんにかかっても明るく元気に生きる人々たちの姿を通して、がんとともに生きることへの勇気や人生の希望を見いだしていく。監督は、在日一世を描いた「HARUKO ハルコ」やハンセン病療養所で暮らす夫婦を追った「61ha 絆」などを手がけ、自身もがんを患った経験のある野澤和之。