- 製作
- 2018年 日本
- 時間
- 170分
- 監督
- 土井敏邦
- 出演
- ---
- 種類
- ドキュメンタリー
福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染で故郷を追われるなどの被害にあった被災者たちの声を、丹念にすくい取った証言ドキュメンタリー。監督は、「異国に生きる 日本の中のビルマ人」「飯舘村 放射能と帰村」といったドキュメンタリーを手がけてきた土井敏邦。故郷や住処を追われ、生業を失い、家族離散を強いられ、将来の希望を奪われた数十万人の被災者たちの傷がいまだ癒えない中、日本社会は2020年の東京オリンピックに向けて浮き足立ち、福島の原発事故が忘れ去られようとしていると感じた土井監督が、被災者たちに取材し、彼らが心の底にためている思いを聞いた。100人に及ぶ証言者の中から選びぬいた14人の現在進行形の「福島の声」を、4年かけて映像作品に仕上げた。