- 製作
- 2019年 日本
- 時間
- 130分
- 監督
- 松村克弥
- 出演
- 井手麻渡渡辺大小島梨里杏
- 種類
- ヒューマンドラマ
昭和の文豪・新田次郎の同名小説を原作に、日立鉱山の煙害と戦った地元村民たちの実話を映画化。1910年。茨城県久慈郡入四間の地主の家に生まれ育った関根三郎は、隣村の日立鉱山による煙害が発生していることを知る。村の権力者である祖父・兵馬は事態を重く見て鉱山会社へ掛け合いに行くが、補償するので煙害は我慢するよう一方的に言われてしまう。受験を控えた三郎を心配する兵馬は、30年前に村長として採掘権を許可したのは自分だと告げるが、その5日後に亡くなってしまう。三郎は祖父の遺志を継ぎ、進学も外交官になる夢も捨てて煙害に立ち向かうことを決意する。舞台を中心に活躍する井手麻渡が主演。「天心」の松村克弥監督がメガホンをとった。