昭和の文豪・新田次郎の同名小説を原作に、日立鉱山の煙害と戦った地元村民たちの実話を映画化。1910年。茨城県久慈郡入四間の地主の家に生まれ育った関根三郎は、隣村の日立鉱山による煙害が発生していることを知る。村の権力者である祖父・兵馬は事態を重く見て鉱山会社へ掛け合いに行くが、補償するので煙害は我慢するよう一方的に言われてしまう。受験を控えた三郎を心配する兵馬は、30年前に村長として採掘権を許可したのは自分だと告げるが、その5日後に亡くなってしまう。三郎は祖父の遺志を継ぎ、進学も外交官になる夢も捨てて煙害に立ち向かうことを決意する。舞台を中心に活躍する井手麻渡が主演。「天心」の松村克弥監督がメガホンをとった。
ネット上の声
- 煙害に苦しむ農民と国策を推進する企業側が確執を乗越え煙害対策に取組む高潔高邁な姿に明治時代の日本人の気骨を感じた
- この~木何の木、気になる木~♪
- 環境省お墨付きの映画です!!
- 内容は良いけど描き方が…❗
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間130分
- 監督松村克弥
- 主演井手麻渡