現地の人々がとらえたシリア内戦初動時の生々しい映像の数々を用いて製作されたドキュメンタリー作品。シリアの人々によって携帯電話やハンディカメラなどで撮影され、YouTubeやFacebookなどに次々とアップロードされた映像を再構成した。アラブ諸国で始まった民主化運動が2011年春以降シリアにも飛び火。42年続くアサド独裁政権への不満と自由を求める市民による大規模なデモとそれを弾圧する政府軍の衝突は、やがて内戦へと発展した。パリに亡命し、祖国の惨状を映像でひたすら集めることしかできなかった男性監督のオサーマのもとに、包囲攻撃を受ける街で暮らすクルド人女性のシマブからメッセージが届く。シマブはパリにいるオサーマの耳や目となり、シリアの現実をカメラに記録していく。山形国際ドキュメンタリー映画祭2015インターナショナル・コンペティション部門優秀賞受賞作品(映画祭上映時タイトル「銀の水 シリア・セルフポートレート」)。
ネット上の声
- こういう映画(映像)は評価のしようがない
- 大規模な空爆のニュースがありました
- 今、この国にいる有難たさ
- 今、この国にいる有難たさ
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国シリア・アラブ,フランス
- 時間96分
- 監督オサーマ・モハンメド
- 主演---