亡命した監督と、戦火の街を撮り続ける若き女性。1001人のシリア人が紡ぐ、魂のセルフポートレート。
舞台は、内戦が激化する現代のシリア。パリに亡命した映画監督オサーマ・モハンメドは、故郷の惨状を前に無力感に苛まれる日々。そんな彼のもとに、シリア国内のホムスから一人の若い女性監督シマヴからの連絡。「もしあなたのカメラがここにいたら、何を撮りますか?」。彼女は、破壊と死が日常と化した街で、スマートフォンを手に現実を記録し続ける。二人の映像が交錯し、市民たちが撮影した無数の動画が重なる時、そこにはプロパガンダでは決して描かれない、人々の痛み、抵抗、そして愛の記録が浮かび上がる。映像の力を信じた者たちが命がけで遺した、現代史の証言。
ネット上の声
- こういう映画(映像)は評価のしようがない
- 大規模な空爆のニュースがありました
- 今、この国にいる有難たさ
- 今、この国にいる有難たさ
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国シリア・アラブ,フランス
- 時間96分
- 監督オサーマ・モハンメド
- 主演---