- 製作
- 2018年 日本
- 時間
- 120分
- 監督
- 坂口香津美
- 出演
- 黒沢あすか森山太染野有来
- 種類
- ヒューマンドラマ
「ネムリユスリカ」「抱擁」などで知られる坂口香津美監督が、人間の生と死の根源をドキュメンタリー的手法を生かして描いていた人間ドラマ。自殺救助活動を続ける和歌山県在住の牧師夫妻をモデルに、現実に起きた出来事をベースにドラマ化した。13年前に中学生の娘を自殺で失った文絵は「ハートビート」という組織を立ち上げ、自殺をしようとする人たちの保護や救助活動をおこなっていた。しかし、自殺を考えるまで追い詰められた人が、自殺を思い留まり、ふたたび生きる道を模索するのは容易なことではなかった。ある夜、文絵は自殺しようとする男を救助する。しかしそれによって、文絵の生活を根底から大きく変わってしまう。主人公・文絵を演じるのは、「六月の蛇」「冷たい熱帯魚」の黒沢あすか。