- 製作
- 2016年 日本
- 時間
- 82分
- 監督
- キム・ギドク
- 出演
- 中江翼堀夏子武田裕光
- 種類
- ヒューマンドラマ
「嘆きのピエタ」などで知られる韓国の鬼才キム・ギドクが、東日本大震災に伴う福島第一原発の事故を背景に、若き日本人夫婦の葛藤を描いた社会派ドラマ。キム・ギドク自らが来日して監督・撮影・照明・録音の全てをひとりで担当して完成させ、その衝撃的な内容が世界各地の映画祭で物議を醸した。2011年3月11日、東日本大震災が発生し、福島第一原発がメルトダウンを起こした。原発から5キロ圏内に住んでいた若い夫婦は東京に移住するが、妊娠中の妻は放射能が赤ん坊に与える影響に怯え、正気を保てなくなっていく。ある日、彼女の前に謎の役人が現われ、強引に中絶を迫る。写真家の夫は妻を安心させるため、かつてと変わらぬ美しい自然や動物たちを撮影しようと福島へ戻るが、そこで驚くべき光景を目の当たりにする。台湾でも活躍する俳優・中江翼と「3泊4日、5時の鐘」の堀夏子が主人公夫婦を演じる。