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女優、プロデューサー、監督として国内外で活躍する杉野希妃がエグゼクティブプロデューサーを務め、小篠恵奈とともにダブル主演を果たした作品で、小津安二郎が脚本執筆の定宿として利用していたことでも知られる老舗旅館・茅ヶ崎館を舞台に、正反対の性格を持つふたりの女性を中心とした7人の男女の絡み合う恋愛模様を描く。かつての同僚の結婚パーティのために、茅ヶ崎の老舗旅館にやってきた花梨と真紀。旅館の大学生をもてあそぶ奔放な性格の花梨に、生真面目な性格の真紀は苛立ちを隠せなかった。そんな真紀も大学時代に好意を抱いていた教授との偶然の再会に心をときめかしていた。本作が初監督作の三澤拓哉がメガホンをとり、ギリシャのシロス国際映画祭デビューコンペティション部門で作品賞を受賞した。
ネット上の声
- 青々とした若い頃、女性に対して「不思議な生き物だなぁ」なんて感じた、あの感覚をか
- 現実なんてこんなもんさ!あはは
- 雄弁な小道具たち
- 茅ヶ崎とハワイ?
青春
- 製作年2014年
- 製作国日本,タイ
- 時間89分
- 監督三澤拓哉
- 主演小篠恵奈
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フランスの文豪オノレ・ド・バルザックの巨大作品群「人間喜劇」の中の1編「ざくろ屋敷」を、画家・深澤研による約70枚のテンペラ画と、古楽器を用いた美しい音楽によって表現したアートアニメ。19世紀フランス。ロワール河近くの丘陵地帯に建つ「ざくろ屋敷」に、美しい母親と2人の男の子が引っ越してくる。母子は3人だけで穏やかな日々を送っていたが、実は母親には死期が迫っていた。声優には、志賀廣太郎ら劇団青年団の俳優たちを起用。
ネット上の声
- フランスの文豪バルザックの巨大作品群『人間喜劇』の中の一篇『ざくろ屋敷』を
- 「画ニメ」というのが、何じゃそら?という先入観と最初ちょっとした違和感だったけど
- この映画、深田晃司監督作だから観たのだが、静謐なアニメーションだった
- 東京国際映画祭japan now深田晃司監督特集の短編プログラムで鑑賞
アニメ
- 製作年2006年
- 製作国日本
- 時間48分
- 監督深田晃司
- 主演志賀廣太郎
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「嘆きのピエタ」などで知られる韓国の鬼才キム・ギドクが、東日本大震災に伴う福島第一原発の事故を背景に、若き日本人夫婦の葛藤を描いた社会派ドラマ。キム・ギドク自らが来日して監督・撮影・照明・録音の全てをひとりで担当して完成させ、その衝撃的な内容が世界各地の映画祭で物議を醸した。2011年3月11日、東日本大震災が発生し、福島第一原発がメルトダウンを起こした。原発から5キロ圏内に住んでいた若い夫婦は東京に移住するが、妊娠中の妻は放射能が赤ん坊に与える影響に怯え、正気を保てなくなっていく。ある日、彼女の前に謎の役人が現われ、強引に中絶を迫る。写真家の夫は妻を安心させるため、かつてと変わらぬ美しい自然や動物たちを撮影しようと福島へ戻るが、そこで驚くべき光景を目の当たりにする。台湾でも活躍する俳優・中江翼と「3泊4日、5時の鐘」の堀夏子が主人公夫婦を演じる。
ネット上の声
- 日本での公開は不可能だと言われていた大好きなキム・ギドク監督の作品
- キムギドク監督作品鑑賞21作品目
- 『大丈夫だから!』
- 悪質なコメディ?
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督キム・ギドク
- 主演中江翼