- 製作
- 2017年 日本
- 時間
- 100分
- 監督
- 足立内仁章
- 出演
- 水島優吉本実憂桐島ココ
- 種類
- ヒューマンドラマ
明治5年、群馬県富岡市にヨーロッパと日本の技術を融合して誕生し、2014年には世界遺産にも登録された富岡製糸場を題材に製作された長編映画。明治時代の富岡製糸場で、日本近代化を支えた絹の生産に携わった、名もなき女性たちの姿を描いた。全国から製糸場に集った若き工女たちは、フランス人教師の厳しい指導、身分による差別、容易ではない糸取り作業など、さまざまな苦労を味わいながらも、紅い襷をかけることが許されている一等工女となり、技術を習得し故郷に戻ることを目標に糸を引き続けた。開業時に日本の近代化に尽力した製糸場の首長ポール・ブリュナらフランス人たちと若き日本人女性たちの姿をドキュメンタリーとドラマを交えて描いていく。ドラマパートの主人公・英役に本作が映画デビューとなる水島優。幼なじみの鶴役を「罪の余白」の吉本実憂が演じるほか、大空真弓、西村まさ彦、豊原功補らベテラン勢が脇を固める。