明治5年、群馬県富岡市にヨーロッパと日本の技術を融合して誕生し、2014年には世界遺産にも登録された富岡製糸場を題材に製作された長編映画。明治時代の富岡製糸場で、日本近代化を支えた絹の生産に携わった、名もなき女性たちの姿を描いた。全国から製糸場に集った若き工女たちは、フランス人教師の厳しい指導、身分による差別、容易ではない糸取り作業など、さまざまな苦労を味わいながらも、紅い襷をかけることが許されている一等工女となり、技術を習得し故郷に戻ることを目標に糸を引き続けた。開業時に日本の近代化に尽力した製糸場の首長ポール・ブリュナらフランス人たちと若き日本人女性たちの姿をドキュメンタリーとドラマを交えて描いていく。ドラマパートの主人公・英役に本作が映画デビューとなる水島優。幼なじみの鶴役を「罪の余白」の吉本実憂が演じるほか、大空真弓、西村まさ彦、豊原功補らベテラン勢が脇を固める。
ネット上の声
- 旧富岡製糸場の社会科見学のようだった
- 富岡製糸場の歴史紹介
- 日本の女は優秀である。
- 明治初期若き女性達の知られざる感動の物語
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督足立内仁章
- 主演水島優