- 製作
- 2014年 日本
- 時間
- 81分
- 監督
- 中川龍太郎
- 出演
- 中村映里子沖渡崇史光石研
- 種類
- ヒューマンドラマ
「Calling」「雨粒の小さな歴史」といった自主制作映画が海外の映画祭でも評価され、注目を集める新鋭・中川龍太郎監督が、心に傷を負った父と娘、兄と妹の2組が不器用に家族として再生していく過程を描いた人間ドラマ。東京の片隅で食品配達の仕事をしている夏希は、ある日突然訪れてきた青年から父のことを知らされる。母と自分を捨てた父を憎んでいた夏希だったが、そんな父に会いに行くことを決意する。一方、借金の取り立てを生業とする夏生は、不意に妹のことを思い出し会いにいくが、家を捨てた兄に対して妹は反発する。中村映里子と光石研が夏希とその父親役を演じ、2人をつなぐ青年を池松壮亮が演じている。2014年・第27回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門に正式出品された。