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祖母の入院を機に、東京の銭湯へ。失われゆく風景の中で、少女が掴んだささやかな光と人々の温もり。
長野の静かな湖畔で育った20歳の澪。祖母の入院をきっかけに、東京・府中の古い銭湯で暮らすことに。都会の喧騒と、取り壊しが迫る銭湯での日々。慣れない生活に戸惑いながらも、常連客との交流を通じて、澪は次第に自分の居場所を見つけていく。変わりゆく街並みの中で、彼女が握りしめた「光」とは何か。日常に潜む愛おしい瞬間を丁寧に紡ぐ、静かで優しい物語。
ネット上の声
- このような映画を見たとき、何を思ったかよりも先に「五年前の俺が見たら何を思うんだ
- 書店にある、写真いっぱいのソフトカバーの本のような映画!!
- 詩的な題名と主人公が似合ってないような・・・
- 来年は昭和100年だぞ。
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督中川龍太郎
- 主演松本穂香
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恋人の死から3年、止まったままの私の時間。一通の手紙が、静かな日常に変化をもたらす、再生の物語。
3年前に恋人を亡くし、音楽教師の職も辞めてしまった27歳の滝本初海。今は、都内の蕎麦屋でアルバイトをしながら、静かに暮らす日々。そんな彼女のもとに、亡き恋人が生前送ったという一通の手紙が届く。それをきっかけに、染物工場で働く青年や、歌舞伎役者のストーカーである女子高生など、新たな人々との出会いが。止まっていた初海の時間が、ゆっくりと動き出す。過去と向き合い、未来へ一歩を踏み出すまでの、繊細な心の軌跡。
ネット上の声
- 共感できるのは過去に囚われているからか。
- 最後のラジオのリクエストで救われた初海
- 何も起こらないのに、不思議な感情を残す
- あきさんの声で誘われる映画の世界
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督中川龍太郎
- 主演朝倉あき
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事故で記憶を失い続ける彼女と、毎日恋に落ちる彼。忘れられても愛し続ける、切なくも美しい記憶をめぐる物語。
大学で研究助手として働く行助と、たい焼き屋で働くこよみ。静かに惹かれ合う二人だったが、こよみは交通事故で新しい記憶を短時間しか保てなくなる後遺症。毎日、行助の記憶を失ってしまうこよみ。それでも彼女のそばにいることを選んだ行助は、毎日が初対面という状況で、彼女との関係を築こうと奮闘。繰り返される出会いと忘却の果てに、二人が見つけ出す、記憶を超えた愛の形。
ネット上の声
- 静かすぎる、さっぱり薄味、出汁も薄い
- 昨日と違う、新しい朝はくる。
- 「静かな雨」というより「静かな朝」という感じかな?
- みさちゃん、初めてなのに上手
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督中川龍太郎
- 主演仲野太賀
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横浜を舞台に3組の孤独な男女が織りなす一夜の物語を描いたドラマ。
一夜かぎりの恋人として女性を癒す「デートセラピスト」の刹那、イチヤ、刻。夫に浮気され満たされない心を抱える沙都子は、憂さ晴らしに刻とデートすることに。余命わずかな母親に婚約者を紹介したい高校教師の灯は、刹那に婚約者のふりをして母親に会ってほしいと頼む。人気インスタグラマーのmiyupoは、イチヤを伴って中華街の人気店を巡り、料理や自分の写真をSNSに投稿していく。
ダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」の川村壱馬、RIKU、吉野北人がそれぞれ刹那、イチヤ、刻を演じ、沙都子役で安達祐実、灯役で穂志もえか、miyupo役で夏子が共演。EXILE HIROが企画プロデュース、「四月の永い夢」の中川龍太郎が監督・脚本を手がけた。
ネット上の声
- なるほど、アイドルの映画だったのか!
- 監督の新境地?
- チャラいアイドル映画かと思ったらすごく美しい作品でお話も面白かった!テレビドラマ
- 夫婦や恋人じゃなくても、たった数時間だけの繋がりでも、ケアしケアされる関係性、い
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督中川龍太郎
- 主演川村壱馬
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彩瀬まるの同名小説を岸井ゆきの主演、浜辺美波の共演で映画化。引っ込み思案な性格で自分をうまく出すことができない真奈は、自由奔放でミステリアスなすみれと出会う。2人は親友になったが、すみれは一人旅に出たまま突然姿を消してしまう。すみれがいなくなってから5年、すみれの不在をいまだ受け入れることができずにいる真奈は、すみれを亡き者として扱う周囲に反発を抱いていた。ある日、真奈はすみれのかつての恋人である遠野から彼女が大切にしていたビデオカメラを受け取る。カメラに残されていたのは、真奈とすみれが過ごした時間と、真奈が知らなかったすみれの秘密だった。真奈はもう一度すみれと向き合うため、すみれが最後に旅した地へと向かう。真奈役を岸井、すみれ役を浜辺が演じるほか、杉野遥亮、中崎敏、鶴田真由、中嶋朋子、新谷ゆづみ、光石研が脇を固める。監督は「四月の永い夢」「わたしは光をにぎっている」の中川龍太郎。
ネット上の声
- コメントをする被災者以外、登場する人物は誰もが孤独で、周りとは微かな繋がりしか見
- 岸井ゆきのさんと浜辺美波さんの友情?それ以外の想い
- 岸井ゆきのの落ち着いた所作が素晴らしい一本
- 実写とアニメーションの活かし方
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間126分
- 監督中川龍太郎
- 主演岸井ゆきの
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「愛の小さな歴史」に続き、今作で2年連続の東京国際映画祭出品となった中川龍太郎監督の自伝的作品。漣と青春時代を共有した親友の薫が死に、薫が描き遺した絵には中学時代の同級生「斉木環奈」の姿があった。親友の死を受け入れられない漣は、薫にとって大切な存在であり続けた環奈に薫の死を知らせるため、彼女の元へ向かう決意をする。主人公・漣役に「ほとりの朔子」「桐島、部活やめるってよ」の太賀。中川監督の前作「愛の小さな歴史」から引き続いての出演となる小林竜樹、「ドライブイン蒲生」「愛を語れば変態ですか」の黒川芽以らが脇を固める。
ネット上の声
- ここでの反応の鈍さが不思議なくらい、揺さぶられた映画だった。
- 静かに紡ぐ物語。旅の果てに知る“生”。
- 社会人うん十年目のおばちゃんの感想
- 『ウワアア!監督同い年いいい!』
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督中川龍太郎
- 主演太賀
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「静かな雨」の中川龍太郎、「月極オトコトモダチ」の穐山茉由、「Dressing Up」の安川有果、「叫び声」の渡辺紘文と、4人の若手監督が連作した長編作品。本作の企画、プロデュースを務めた松林うらら演じる売れない女優・蒲田マチ子の視点を通して、女性が人格をうまく使い分けることを求められる社会への皮肉を、彼女の周りの人々との関わりを交えながらコミカルに描いていく。仲の良い弟から紹介された彼女の存在から、マチ子が自身の在り方を振り返ることとなる「蒲田哀歌」(監督:中川龍太郎)、マチ子と大学時代の友人たちが、仕事や男性のことなどを話し合う中で、それぞれが隠していたものをさらけ出していく「呑川ラプソディ」(監督:穐山茉由)のほか、「行き止まりの人々」(監督:安川有果)、「シーカランスどこへ行く」(監督:渡辺紘文)の4編で構成。マチ子を取り巻く女性たちを伊藤沙莉、瀧内公美、福田麻由子、古川琴音らが演じる。
ネット上の声
- アバンギャルドなら良いとゆうわけじゃ無いよね‼️❓
- 4編の作品だが・・・
- いつものザ日本映画
- 題名のない音楽会
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督中川龍太郎
- 主演伊藤沙莉
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大学入学後に自主制作を始め、小田原映画祭やTOHOシネマズ学生映画祭で受賞を重ねてきた弱冠22歳の若手監督・中川龍太郎の初劇場公開作品。下北沢の映画館トリウッドを中心に自主上映会を重ね、異例の700人を動員した。清掃員として働き、かろうじて生計を立てながら、正気を失い笑うことを忘れてしまった妻を支えている夫は、画家になる夢や妻と別れれば得られるであろう新しい生活が目の前をよぎるが、それでも妻を愛し続ける。
ネット上の声
- 考えさせられる
- 【”ノックしてもノックしても・・、それでもノックする。”精神に異常を来した妻を、懸命に愛する男を描く。中川龍太郎監督の弱冠22歳のデビュー作。】
- ビートのように鳴る環境音、一つ一つの演出が相互に作用してこの映画に血を通わせてい
- 作りが丁寧で素敵だったんだけれど、病というものがストーリーのために都合よく解釈さ
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間50分
- 監督中川龍太郎
- 主演藤村駿
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「Calling」「雨粒の小さな歴史」といった自主制作映画が海外の映画祭でも評価され、注目を集める新鋭・中川龍太郎監督が、心に傷を負った父と娘、兄と妹の2組が不器用に家族として再生していく過程を描いた人間ドラマ。東京の片隅で食品配達の仕事をしている夏希は、ある日突然訪れてきた青年から父のことを知らされる。母と自分を捨てた父を憎んでいた夏希だったが、そんな父に会いに行くことを決意する。一方、借金の取り立てを生業とする夏生は、不意に妹のことを思い出し会いにいくが、家を捨てた兄に対して妹は反発する。中村映里子と光石研が夏希とその父親役を演じ、2人をつなぐ青年を池松壮亮が演じている。2014年・第27回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門に正式出品された。
ネット上の声
- 【二組の”家族”の過去の哀しみ、怒りを乗り越えて、相手を赦す姿を描く。物語の構成もやや粗いが、巧い作品である。】
- 中川龍太郎監督作品、当然本作にもお風呂シーン……ありだぁ!
- 中川龍太郎監督の作品なので、、
- すごく好きな作品です。
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督中川龍太郎
- 主演中村映里子
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東京。妊娠したことを知り、腹部に命が宿るのを感じる恵理。彼女は自殺した中学時代の同級生、康臣の姉からビデオテープを手渡される。自分の知らなかった康臣の姿をビデオで目にした恵理は、廃校となった母校に行く。とある街。恋人からの愛情を感じられずにいる理奈は、清掃員として働きながら祖母の介護をしている透と出会う。近くに海が広がる田舎町。海辺の廃れた小屋に入り浸っては学校をさぼっている奏恵は、心を病んだ潔という青年と恋に落ちる。
ネット上の声
- 哀・哀・哀・哀・・・
- 「吹っ切る」物語
- 才能の発見
- 『わたしは光をにぎっている』きっかけで他作品も見てみた
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督中川龍太郎
- 主演坂田麻衣
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現役大学生で詩人としても活動するかたわら、自主制作の映画「Calling」が好評を博すなど、インディーズ映画界で注目を集める中川龍太郎監督のオリジナル長編作。大学卒業間近の冬、美千留のもとに会ったことのない異母妹から手紙が届く。そこには幼いころに生き別れた父親のことが記されており、それまで気にしていなかった父親の存在が美千留の中で広がりはじめる……。「ラスト サムライ」「いけちゃんとぼく」の俳優・池松壮亮も出演している。
ネット上の声
- ちゃんと生きていきます
- これはひどい
- 【”雪のひとひら”父のいない人生を送って来た女性が、自らのアイデンティティーを探すアーティスティックな物語】
- 中川作品での相槌や何気ない会話がやはりいつもリアルですごいし、外部からの目線(概
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間70分
- 監督中川龍太郎
- 主演榊林乃愛