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モスクワ国際映画祭で受賞した「四月の永い夢」や、東京国際映画祭に出品された「愛の小さな歴史」「走れ、絶望に追いつかれない速さで」などで注目される若手監督・中川龍太郎が、ひとりの若い女性が自分の力で自分の居場所を見つけていく過程を描いたドラマ。NHK連続テレビ小説「ひよっこ」やauのCM出演で知られ、「おいしい家族」など出演作の公開が続く松本穂香が主演を務めた。20歳の宮川澪は、両親を早くに亡くし、祖母と2人で長野県の湖畔の民宿を切り盛りしていたが、祖母が入院してしまったことで民宿をたたまざるを得なくなる。父の親友だった涼介を頼りに上京し、涼介が経営する都内の銭湯に身を寄せた澪は、都会での仕事探しに苦戦し、次第に銭湯を手伝うようになる。そして個性的な常連客たちと交流し、徐々に東京での生活に慣れてきたある日、銭湯が区画整理のため閉店しなければならないことを知った澪は、ある決断をする。
ネット上の声
- このような映画を見たとき、何を思ったかよりも先に「五年前の俺が見たら何を思うんだ
- 書店にある、写真いっぱいのソフトカバーの本のような映画!!
- 来年は昭和100年だぞ。
- あの詩の感覚、生きながら途絶えた記憶ない だから少し守れてた自分のこと 愛は言葉
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督中川龍太郎
- 主演松本穂香
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「走れ、絶望に追いつかれない速さで」などの新鋭・中川龍太郎が監督・脚本を手がけ、第39回モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評連盟特別表彰を受賞したヒューマンドラマ。3年前に中学校の音楽教師を辞めた27歳の滝本初海は、現在は近所のそば屋でアルバイトをしながら暮らしている。そんなある日、彼女のもとに1通の手紙が舞い込む。それは3年前の春に亡くなった恋人が彼女に向けて書き遺したものだった。この手紙をきっかけに、初海の変わらない日常が再び動きはじめる。ヒロイン・初海役に、ジブリ映画「かぐや姫の物語」で主人公の声を演じた朝倉あき。初海に恋する青年・志熊役を三浦貴大が演じる。
ネット上の声
- 共感できるのは過去に囚われているからか。
- 最後のラジオのリクエストで救われた初海
- 何も起こらないのに、不思議な感情を残す
- あきさんの声で誘われる映画の世界
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督中川龍太郎
- 主演朝倉あき
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横浜を舞台に3組の孤独な男女が織りなす一夜の物語を描いたドラマ。
一夜かぎりの恋人として女性を癒す「デートセラピスト」の刹那、イチヤ、刻。夫に浮気され満たされない心を抱える沙都子は、憂さ晴らしに刻とデートすることに。余命わずかな母親に婚約者を紹介したい高校教師の灯は、刹那に婚約者のふりをして母親に会ってほしいと頼む。人気インスタグラマーのmiyupoは、イチヤを伴って中華街の人気店を巡り、料理や自分の写真をSNSに投稿していく。
ダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」の川村壱馬、RIKU、吉野北人がそれぞれ刹那、イチヤ、刻を演じ、沙都子役で安達祐実、灯役で穂志もえか、miyupo役で夏子が共演。EXILE HIROが企画プロデュース、「四月の永い夢」の中川龍太郎が監督・脚本を手がけた。
ネット上の声
- なるほど、アイドルの映画だったのか!
- 監督の新境地?
- 夫婦や恋人じゃなくても、たった数時間だけの繋がりでも、ケアしケアされる関係性、い
- チャラいアイドル映画かと思ったらすごく美しい作品でお話も面白かった!テレビドラマ
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督中川龍太郎
- 主演川村壱馬
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映画化もされた本屋大賞受賞作「羊と鋼の森」で知られる宮下奈都が2004年に発表した小説デビュー作を、「ポンチョに夜明けの風はらませて」「町田くんの世界」の仲野太賀と、「乃木坂46」を卒業し、これが映画初出演となる衛藤美彩のダブル主演で映画化。大学で生物考古学研究助手をしている行助は、こよみという女性が1人で経営するたい焼き屋に通うようになり、2人は徐々に親しくなっていく。しかしある朝、こよみは交通事故に遭い、意識不明となってしまう。こよみは奇跡的に意識を取り戻すが、事故の後遺症で記憶に障害があることが判明する。事故以前の記憶は残っているが、意識を取り戻してからの記憶は1日経つと消えてしまう。行助は新たな記憶が刻まれることのないこよみと、以前と変わらずに接していこうとするが……。監督は「四月の永い夢」の中川龍太郎。2019年・第20回東京フィルメックス観客賞受賞。
ネット上の声
- 静かすぎる、さっぱり薄味、出汁も薄い
- 昨日と違う、新しい朝はくる。
- 「静かな雨」というより「静かな朝」という感じかな?
- みさちゃん、初めてなのに上手
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督中川龍太郎
- 主演仲野太賀
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彩瀬まるの同名小説を岸井ゆきの主演、浜辺美波の共演で映画化。引っ込み思案な性格で自分をうまく出すことができない真奈は、自由奔放でミステリアスなすみれと出会う。2人は親友になったが、すみれは一人旅に出たまま突然姿を消してしまう。すみれがいなくなってから5年、すみれの不在をいまだ受け入れることができずにいる真奈は、すみれを亡き者として扱う周囲に反発を抱いていた。ある日、真奈はすみれのかつての恋人である遠野から彼女が大切にしていたビデオカメラを受け取る。カメラに残されていたのは、真奈とすみれが過ごした時間と、真奈が知らなかったすみれの秘密だった。真奈はもう一度すみれと向き合うため、すみれが最後に旅した地へと向かう。真奈役を岸井、すみれ役を浜辺が演じるほか、杉野遥亮、中崎敏、鶴田真由、中嶋朋子、新谷ゆづみ、光石研が脇を固める。監督は「四月の永い夢」「わたしは光をにぎっている」の中川龍太郎。
ネット上の声
- 岸井ゆきのの落ち着いた所作が素晴らしい一本
- 実写とアニメーションの活かし方
- いかに喪失と向き合っていくか
- ちょいと重たかったかな
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間126分
- 監督中川龍太郎
- 主演岸井ゆきの
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「愛の小さな歴史」に続き、今作で2年連続の東京国際映画祭出品となった中川龍太郎監督の自伝的作品。漣と青春時代を共有した親友の薫が死に、薫が描き遺した絵には中学時代の同級生「斉木環奈」の姿があった。親友の死を受け入れられない漣は、薫にとって大切な存在であり続けた環奈に薫の死を知らせるため、彼女の元へ向かう決意をする。主人公・漣役に「ほとりの朔子」「桐島、部活やめるってよ」の太賀。中川監督の前作「愛の小さな歴史」から引き続いての出演となる小林竜樹、「ドライブイン蒲生」「愛を語れば変態ですか」の黒川芽以らが脇を固める。
ネット上の声
- ここでの反応の鈍さが不思議なくらい、揺さぶられた映画だった。
- 静かに紡ぐ物語。旅の果てに知る“生”。
- 社会人うん十年目のおばちゃんの感想
- 『ウワアア!監督同い年いいい!』
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督中川龍太郎
- 主演太賀
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「静かな雨」の中川龍太郎、「月極オトコトモダチ」の穐山茉由、「Dressing Up」の安川有果、「叫び声」の渡辺紘文と、4人の若手監督が連作した長編作品。本作の企画、プロデュースを務めた松林うらら演じる売れない女優・蒲田マチ子の視点を通して、女性が人格をうまく使い分けることを求められる社会への皮肉を、彼女の周りの人々との関わりを交えながらコミカルに描いていく。仲の良い弟から紹介された彼女の存在から、マチ子が自身の在り方を振り返ることとなる「蒲田哀歌」(監督:中川龍太郎)、マチ子と大学時代の友人たちが、仕事や男性のことなどを話し合う中で、それぞれが隠していたものをさらけ出していく「呑川ラプソディ」(監督:穐山茉由)のほか、「行き止まりの人々」(監督:安川有果)、「シーカランスどこへ行く」(監督:渡辺紘文)の4編で構成。マチ子を取り巻く女性たちを伊藤沙莉、瀧内公美、福田麻由子、古川琴音らが演じる。
ネット上の声
- アバンギャルドなら良いとゆうわけじゃ無いよね‼️❓
- 4編の作品だが・・・
- いつものザ日本映画
- 題名のない音楽会
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督中川龍太郎
- 主演伊藤沙莉
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大学入学後に自主制作を始め、小田原映画祭やTOHOシネマズ学生映画祭で受賞を重ねてきた弱冠22歳の若手監督・中川龍太郎の初劇場公開作品。下北沢の映画館トリウッドを中心に自主上映会を重ね、異例の700人を動員した。清掃員として働き、かろうじて生計を立てながら、正気を失い笑うことを忘れてしまった妻を支えている夫は、画家になる夢や妻と別れれば得られるであろう新しい生活が目の前をよぎるが、それでも妻を愛し続ける。
ネット上の声
- 考えさせられる
- 【”ノックしてもノックしても・・、それでもノックする。”精神に異常を来した妻を、懸命に愛する男を描く。中川龍太郎監督の弱冠22歳のデビュー作。】
- ビートのように鳴る環境音、一つ一つの演出が相互に作用してこの映画に血を通わせてい
- 作りが丁寧で素敵だったんだけれど、病というものがストーリーのために都合よく解釈さ
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間50分
- 監督中川龍太郎
- 主演藤村駿
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「Calling」「雨粒の小さな歴史」といった自主制作映画が海外の映画祭でも評価され、注目を集める新鋭・中川龍太郎監督が、心に傷を負った父と娘、兄と妹の2組が不器用に家族として再生していく過程を描いた人間ドラマ。東京の片隅で食品配達の仕事をしている夏希は、ある日突然訪れてきた青年から父のことを知らされる。母と自分を捨てた父を憎んでいた夏希だったが、そんな父に会いに行くことを決意する。一方、借金の取り立てを生業とする夏生は、不意に妹のことを思い出し会いにいくが、家を捨てた兄に対して妹は反発する。中村映里子と光石研が夏希とその父親役を演じ、2人をつなぐ青年を池松壮亮が演じている。2014年・第27回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門に正式出品された。
ネット上の声
- 【二組の”家族”の過去の哀しみ、怒りを乗り越えて、相手を赦す姿を描く。物語の構成もやや粗いが、巧い作品である。】
- 中川龍太郎監督作品、当然本作にもお風呂シーン……ありだぁ!
- 中川龍太郎監督の作品なので、、
- すごく好きな作品です。
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督中川龍太郎
- 主演中村映里子
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東京。妊娠したことを知り、腹部に命が宿るのを感じる恵理。彼女は自殺した中学時代の同級生、康臣の姉からビデオテープを手渡される。自分の知らなかった康臣の姿をビデオで目にした恵理は、廃校となった母校に行く。とある街。恋人からの愛情を感じられずにいる理奈は、清掃員として働きながら祖母の介護をしている透と出会う。近くに海が広がる田舎町。海辺の廃れた小屋に入り浸っては学校をさぼっている奏恵は、心を病んだ潔という青年と恋に落ちる。
ネット上の声
- 哀・哀・哀・哀・・・
- 「吹っ切る」物語
- 才能の発見
- 園子温や石井岳龍は、初期作品で血生臭いバイオレンスを描いてきたけど、中川龍太郎は
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督中川龍太郎
- 主演坂田麻衣
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現役大学生で詩人としても活動するかたわら、自主制作の映画「Calling」が好評を博すなど、インディーズ映画界で注目を集める中川龍太郎監督のオリジナル長編作。大学卒業間近の冬、美千留のもとに会ったことのない異母妹から手紙が届く。そこには幼いころに生き別れた父親のことが記されており、それまで気にしていなかった父親の存在が美千留の中で広がりはじめる……。「ラスト サムライ」「いけちゃんとぼく」の俳優・池松壮亮も出演している。
ネット上の声
- ちゃんと生きていきます
- これはひどい
- 【”雪のひとひら”父のいない人生を送って来た女性が、自らのアイデンティティーを探すアーティスティックな物語】
- 中川作品での相槌や何気ない会話がやはりいつもリアルですごいし、外部からの目線(概
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間70分
- 監督中川龍太郎
- 主演榊林乃愛