- 製作
- 2011年 日本
- 時間
- 142分
- 監督
- 濱口竜介
- 出演
- ---
- 種類
- ドキュメンタリー
【東日本大震災後の東北沿岸部。津波を生き抜いた人々の「対話」から浮かび上がる、記憶と喪失の記録。】
2011年、東日本大震災が襲った宮城県と岩手県の沿岸部。カメラは、津波の被害を受けた被災者たちの元へ。監督である濱口竜介と酒井耕は、ただ静かに耳を傾ける。家族を失った者、家を流された者。親しい友人同士だからこそ語られる、あの日の出来事。個人的な体験談は、やがて地域全体の記憶へと重なっていく。津波とは何だったのか。失われたものとは。言葉を通じて、悲しみと向き合い、未来へ歩もうとする人々の姿を捉えた貴重なドキュメンタリー。