- 製作
- 2005年 アメリカ
- 時間
- 107分
- 監督
- ラリー・クラーク
- 出演
- ジョナサン・ベラスケスフランシスコ・ペドラサミルトン・ベラスケス
- 種類
- ヒューマンドラマ
【ロサンゼルスの片隅で、セックス、ドラッグ、暴力に溺れる若者たちの刹那的な一日を過激に切り取った問題作。】
アメリカ、ロサンゼルスの貧困地区。スケートボードに乗り、目的もなく街をさまよう少年少女たち。彼らの日常は、親の不在、安易なセックス、そしてドラッグに満ちている。ある者はHIVに感染し、またある者は些細なことから暴力沙汰へと突き進む。ドキュメンタリーのような生々しい映像で、彼らの空虚な会話や衝動的な行動を容赦なく映し出す。大人からの愛情も社会からの指針も与えられず、刹那的な快楽だけを追い求める若者たちの姿。観る者の倫理観を激しく揺さぶる、ラリー・クラーク監督が描く現代社会の歪みと若者の絶望。