- 製作
- 1933年 アメリカ
- 時間
- 92分
- 監督
- フランク・タトル
- 出演
- エディ・カンターグロリア・スチュアートルース・エッティング
- 種類
- ファンタジー
「パーミー・ディス」「カンターの闘牛師」と同じくエディ・キャンターの出演するサミュエル・ゴールドウィン作品である。原作は「晩餐八時」のジョージ・カウフマンと「青空恋を乗せて」のロバート・E・シャーウッドとがキャンターのために書き下ろしたオリジナル・ストーリーで、「カンターの闘牛師」「鏡の前の接吻」のウィリアム・アンソニー・マクガイアが映画用に改作し、監督には物語場面を「ラジオは笑う」「頬は薔薇色」フランク・タイルが、舞踏場面を「四十二番街」「流行の王様」のバスビー・バークレイが、戦車場面をラルフ・シーダーが、それぞれ担任して監督した。キャンターを助けて出演する人々は、「青い部屋」「透明人間」のグロリア・スチュアート、「女性暴君」のデイヴィッド・マナース、「流行の王様」のヴェリー・ティーズデール、「ジェニイの一生」のエドアード・アーノルド、それから人気歌手のルース・エティング、等である。撮影は「カンターの闘牛師」「仮面の男(1933)」のグレッグ・トーランドと「シナラ」「秘密」のレイ・ジューンとの協力になるもの。ただし戦場場面だけはジョン・W・ボイルがまわした。作曲作詞は「四十二番街」「ゴールド・ディガース」と同じくアル・ダビン、ハリー・ウォレンのコンビになった。