- 製作
- 1941年 日本
- 時間
- 106分
- 監督
- 小津安二郎
- 出演
- 藤野秀夫葛城文子吉川満子
- 種類
- ヒューマンドラマ
【父の死後、残された母と末娘の行く末は?戦前の日本を舞台に、家族の絆と崩壊を冷徹に描く小津安二郎監督の社会派ドラマ。】
1941年、東京。名家である戸田家の主が急死し、多額の借金が発覚。財産を失った母と末娘の節子は、兄妹たちの家を厄介者扱いされながら転々とすることに。かつての温かい家族の姿はなく、兄妹間のエゴイズムが露わになる。冷たい仕打ちに耐える母と、それに反発する節子。そんな中、中国から次男が帰国し、兄妹たちの身勝手な態度に怒りを爆発させる。崩壊した家族に、再生の道は残されているのか。