- 製作
- 1993年 フランス
- 時間
- 130分
- 監督
- マルティーヌ・デュゴウソン
- 出演
- ロマーヌ・ボーランジェエルザ・ジルベルスタインジャン=フィリップ・エコフェ
- 種類
- ヒューマンドラマ
新人監督マルティーヌ・デュゴウソンが「野性の夜に」、「伴奏者」(92年セザール新人賞を受賞)のロマーヌ・ボーランジェと、「愛されすぎて」、Van Goch(91年セザール新人賞を受賞)のエルザ・ジルベルスタンを起用して、パリで暮らすユダヤ人少女の生活をJ・ドゥミやF・トリュフォーを時に思わせる、多様な手法で描く。デュゴウソンは既に前作でベルフォール映画祭でグランプリを受賞しており、この作品でもフランス・シナリオ大賞を製作前に受賞していた。映画は二人の少女を通して70年代から90年代までの時代相を見据えつつ、セルジュ・ゲンズブールやダリダの音楽を背景に、画家とジャーナリストという異なる職業と性格を対比させながら、物語を語っている。製作・脚本もデュゴウソン、撮影はドミニク・シャピュイ、音楽はピーター・シャーズが担当。他に「王妃マルゴ」のジャン・フィリップ・エコフェ、監督ベルトラン・タヴェルニエの息子ニルス・タヴェルニエ(デビュー作)などが脇を固めている。