- 製作
- 1927年 ドイツ
- 時間
- 63分
- 監督
- ワルター・ルットマン
- 出演
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- 種類
- ドキュメンタリー
【1920年代、ドイツ・ベルリン。夜明けから深夜まで、都市の一日を映像と音で紡ぐ実験的ドキュメンタリー。】
1927年のドイツ、ワイマール共和国時代の首都ベルリン。主人公は「ベルリン」という都市そのもの。夜明けと共に静かに動き出す列車が、都市の一日の始まりを告げる合図。物語やセリフを排し、モンタージュ技法を駆使。通勤する人々、稼働する工場、街角の喧騒、そして夜の歓楽街。機械と人間が織りなすダイナミックなリズムとエネルギーの奔流。近代都市の光と影、その生命力そのものを交響曲のように描き出す試み。観る者を1920年代のベルリンへと誘う、革新的な映像体験。