- 製作
- 1928年 アメリカ
- 時間
- ---分
- 監督
- ロバート・フローリー
- 出演
- ミニー・デュプレー
- 種類
- ---
パラマウント・オールトーキング、オール・シンギング、オール・ダンシング映画の1つでかつて短編小説として発行せられたキャサリン・ブラッシュ女史の原作を「姫君と給仕」「3日伯爵」「桃色の曲者」「落花長恨」等の脚色潤色者であり、著書としては「壁の穴(1929)」を潤色したピエル・コリングス氏が潤色し、「リリアン・ロス・ジャズバンド」以下多数の短編映画を作ったロバート・フローリー氏が監督したもので出演者の中には米国最大のチャールズトン・ダンサーであるアン・ベニングストン嬢米国第一の喜劇女優として知られるファンニ・プライス嬢が加わっている。内容は最近日本にも追い追いに紹介されつつあるニューヨークの夜間倶楽部の華やかな歓楽境の裏と表とを推薦したものであって、あくまで客観的に題材を取り扱い、従来の劇映画とは全然趣を異にしている。すなわちこの映画に見るべきものは会話的な興味と不夜の歓楽境ナイトクラブの会話紹介と最近最部のジャズダンスの面白さにあって劇の筋は主要部分を占めるものではないといえる。