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「水俣 患者さんとその世界」で水俣病を世界に知らしめた土本典昭監督が、再び水俣病をテーマに取り上げた長編記録映画。1973年3月20日、熊本地裁は患者の訴えを認めてチッソに慰謝料の支払いを命じ、チッソに加害責任があることが明らかになった。その後、チッソ本社を舞台に生涯の医療と生活の補償を求め、チッソと水俣病患者の直接交渉が繰り広げられる。本作では、交渉にあたる水俣病患者たちの行動に密着。交渉の様子はシンクロ録音(同時録音)を駆使して生々しく収められ、患者たちの闘いを綿密に記録した。
ネット上の声
- 前作終盤の怒涛のエネルギーの衝突が100分以上継続していく途方も無さ、ただそれを
- 「あなたも人間なら答えてくださいよ!」
- 切り返しでチッソ社長の肩越しに患者の人たちをとらえたショットがしばしば使われるの
- フランスの作家が「これはシナリオに書けないような言葉のドラマ」だと言ったと
ドキュメンタリー
- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督土本典昭
- 主演---
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ネット上の声
- こんななのに見ちゃうと思うのはやっぱり編集の力であっておっさんたちが騒いでるカッ
- 走行車から都市の景観を映し取り、その車体や車輪の隣接ショットが随所に挟まれるとい
- ドキュメンタリーかと思ったけど交通安全PR映画?
- 全編に渡って暴力的に振り回されるキャメラ
ドキュメンタリー
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間54分
- 監督土本典昭
- 主演---
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ネット上の声
- 2013年に、天皇・皇后両陛下が初めて熊本県水俣市を訪れ、重い水俣病患者と懇談し
- 土本の声が決して“ナレーション”になっていない
- No.3365
ドキュメンタリー
- 製作年2004年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督土本典昭
- 主演喜納昌吉
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ネット上の声
- その半生が闘いそのものになってしまった事をご自身ではどう思っていたのだろうか
- 変わらず編集はうまいがこれはこれまでの映像を繋いでいるのでそこまでの感動がなかっ
- かつて未認定患者であり同じような人々に申請を勧め、チッソとの直接交渉の先頭に立っ
- 埋もれた水俣患者を訪ね歩き、申請を勧め、またチッソと直接交渉の末、年金・医療費を
ドキュメンタリー
- 製作年1999年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督土本典昭
- 主演川本輝夫
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1960年代から水俣をテーマにしたドキュメンタリー映画を数多く手がけてきた土本典昭監督が、世界のさまざまな理不尽に対して表現活動を通して抵抗し続けた画家・富山妙子の作品世界に迫ったドキュメンタリー。
「アジア人として、女として、美の周縁から出発する」という信念を持っていた富山妙子。自伝的論集「はじけ!鳳仙花 美と生への問い」とリトグラフ「引き裂かれた者たち」には、アジア人、特に朝鮮半島の人々へ向けたまなざしがある。水俣病による絶望的な現実と、それでも生きていこうとする人々の姿をすくいあげてきた土本監督が、同じ地平を歩く表現者としての視点から、富山がなぜ筑豊・朝鮮をテーマに暗いリトグラフを描き続けるのか、そしてなぜ美しい世界を並行して描くことができるのかに迫る。土本監督と富山のやり取りにもカメラを向け、2人の表現に対する真摯な追究の姿を映し出す。
作曲家・ピアニストの高橋悠治が音楽を担当。2025年4月、オリジナルネガフィルムからHDデジタルリマスター版が製作され、上映企画「画家 富山妙子と2本のドキュメンタリー映画」にて、「自由光州 1980年 5月」とあわせてリバイバル上映。
ネット上の声
- 強制連行によって炭坑に送られた朝鮮人坑夫たちに思いを寄せた画家・富山妙子の制作風
- 過去の光景を絵に起こしたら嫌いな日本人を優しく描くことになりそう(描き直したら加
- 「はじけ鳳仙花 わが筑豊わが朝鮮」は48分の1984年のドキュメンタリー
- 土本典昭のホームページ見ててなんとなく見ました
ドキュメンタリー
- 製作年1984年
- 製作国日本
- 時間48分
- 監督土本典昭
- 主演富山妙子
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発見から30年目の水俣病。未だ苦しむ患者たちの表情とこれまでの推移を記録したドキュメンタリー。「水俣-患者さんとその世界-」以降水俣病作品を精力的に発表してきた青林舎製作。製作高木隆太郎、山上徹二郎。演出土本典昭。解説伊藤惣一。1987年4月完成。16ミリ43分。
ネット上の声
- 水俣病の酷さを滔々と語るのにも関わらずその原因究明には猫に魚食わせて「水俣病を発
- コワイ チッソ会社のしゃべりかためっちゃやだ 神経細胞がこわれたらもう再生しない
- 『水俣病―その20年―』の続編
- 短文感想 75点
ドキュメンタリー
- 製作年1987年
- 製作国日本
- 時間43分
- 監督土本典昭
- 主演---
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「水俣 患者さんとその世界」(1971)などで水俣病と向き合い続ける土本典昭監督が、長年切り抜きを続けてきた新聞記事のスクラップブックから「原子力」をテーマに企画した異色ドキュメンタリー。1979年・米スリーマイル島原発事故などを機に80年代初めからヨーロッパで再燃した反核運動は82年に日本にも及んだが、反対署名運動などは核兵器を対象としたもので原発批判とは結びついていなかった。そうした状況の中、日々配達される新聞から原子力発電所や政府の姿勢について問題を取り上げた記事を抜粋して読み上げ、原発大国・日本の本当の姿を浮き彫りにする。
ネット上の声
- ずっと嘘だったんぜ♪
- 病んでいたとき、授業に一切出ず、提出物もすべて放棄して、図書館に立てこもっていた
- いつか負ける日も来る
ドキュメンタリー
- 製作年1982年
- 製作国日本
- 時間45分
- 監督土本典昭
- 主演---
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「水俣の図」を制作する画家の姿を通じて、水俣を新たな視点で見つめ直すドキュメンタリー作品。監督は、一貫して水俣病を撮り続けた記録映画作家の土本典昭。
ネット上の声
- 貴重な映像
- 障壁画にカメラがトラックアップし、描かれた顔に向かってティルトアップするカメラワ
- 水俣病のドキュメンタリーである以前に、絵画映画としてのサスペンスが前面に出ている
- 製作年1981年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督土本典昭
- 主演---
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「日本解放戦線 三里塚」に続く小川プロの反権力闘争長篇記録映画第四作。監督には「ある機関助士」の土本典昭があたった。
ネット上の声
- 「新左翼」日和見主義
- 西部講堂にて
- 大津幸四郎は三里塚からパルチザン五人組、そして水俣へと希望と諦念をローラーコース
- 京都大学全共闘による闘争の記録を、学生の側から撮っているだけでかなりの価値がある
ドキュメンタリー
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督土本典昭
- 主演---
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アフガニスタン紛争で傷ついた住民たちの姿を首都カブールをはじめ、シャララバード、ヘラート、バルブ等、広域の取材で記録したドキュメンタリー。製作松原明、佐々木正明、米田正篤、松林珠恵、柏木茂幸。演出土本典昭、熊谷博子、アブドゥル・ラティーフ。解説伊藤惣一。1989年6月完成。16ミリ116分。
ネット上の声
- 35年くらい前の映画で極めて高名で私でもそのタイトルは聞き及んでいた
- アフガニスタンのドキュメンタリー
ドキュメンタリー
- 製作年1989年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督土本典昭
- 主演---
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水俣病を撮り続けてきた土本典昭監督が、もう一つのライフワークとしている原発問題をとりあげたドキュメンタリー「海盗り」が完成した。これは原子力船「むつ」の母港建設で揺れる青森県下北半島にカメラを持ち込み、原子力開発の矛盾を浮き彫りにしたもの。撮影は清水良雄と樋口司郎。
ネット上の声
- 一見、当事者たちに介入して、争いから離れた、人間個人の生活に根ざした生ける声をゆ
- 欲を言えばもう少し淡々と漁民の生活を見ていたかった
- 水俣モノではない土本典昭作品
ドキュメンタリー
- 製作年1984年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督土本典昭
- 主演---