- 製作
- 2008年 日本,アメリカ
- 時間
- 98分
- 監督
- すずきじゅんいち
- 出演
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- 種類
- ドキュメンタリー
【戦時下、強制収容所でカメラを握り続けた日系人写真家。そのレンズが捉えた希望と尊厳の記録。】
舞台は第二次世界大戦下、1940年代のアメリカ。日系人写真家の東洋宮武は、真珠湾攻撃をきっかけに12万人の同胞と共に強制収容所へと送られる。カメラを没収されるという屈辱の中、彼は密かに部品を集めて自作のカメラを組み上げ、理不尽な環境下での人々の暮らし、その尊厳と希望を撮り続けた。これは監視の目をかいくぐり、歴史の真実を後世に伝えようとした一人の男の、静かなる闘いの物語。彼の写真が、閉ざされた世界の中から何を訴えかけるのか。