- 製作
- 1995年 香港
- 時間
- 105分
- 監督
- コリー・ユン
- 出演
- リー・リンチェイアニタ・ムイユー・ロングァン
- 種類
- アクション
ジェット・リーが時代劇カンフーから現代アクションへの転換を図っていた時期のヒット作で、『新・少林寺伝説』(1994)で共演した子役カンフー・スター、シー・ミャオと再び親子役を演じた犯罪アクション。ハードなアクションの連続でアニタ・ムイとの初共演も話題となった。監督は『格闘飛龍・方世玉』(1992)、『ターゲット・ブルー』(1994)でもジェット・リーと組んでいるコリー・ユン。シー・ミャオ(謝苗、近年シェー・ミャオと表記されることが多い)は現在、中国の人気アクション・スターに成長して活躍中で、『西遊記 孫悟空VS7人の蜘蛛女』(2018)、『イップ・マン 立志』(2021)など、数多くのアクション映画に主演している。
病弱な妻と8歳の息子を抱える中国の公安警察の潜入捜査官クン・ウェイは、家族にも自分の身分を隠していた。ウェイは上司から香港の犯罪組織への潜入を命じられる。彼は北京の留置場に入るとそこに収容されている組織の幹部ヘイの仲間となり、一緒に脱獄する。ヘイとウェイは香港に向かい組織のボス、ポーと面会、ヨーロッパ人との爆弾の取引に参加するが、現場で銃撃戦が始まってしまう。ウェイは現場に居合わせた女性刑事フォンを人質にして脱出、その後安全な場所でフォンを解放した。ウェイの行方を追うフォンは北京に向かい、彼の妻と子と接触、やがてウェイが潜入捜査官であることを知る…。