- 製作
- 1956年 イタリア
- 時間
- ---分
- 監督
- エンリコ・グラース
- 出演
- ---
- 種類
- ドキュメンタリー
十五世紀の初め南米ペルーを中心にアンデス文化の全盛時代を築いたインカ帝国(インカとは“太陽の子”の意味)の遺跡、三万キロの領域をカメラに収めた長篇記録映画。撮影は一九五五年十月からペルーの首府リマに探検隊本部をおき一行八名により八カ月にわたって行われた。製作スタッフは同じイタリア長篇記録映画「失われた大陸」の人々が大部分を占めている。すなわち監督は、前に技術監督をつとめたエンリコ・グラスと撮影監督のマリオ・クラヴェーリ、クラヴェーリは今回も撮影監督を担当、彼の下に、前作と同じくジャンニ・ラファルディ、フランコ・ベルネッティ、それにウバルド・マレリの三人が撮影に当っている。音楽も前作同様フランチェスコ・ラヴァニーノ、編集も同じくマリオ・セランドレイ。解説台本は「青い大陸」の解説を担当したジャン・ガスパレ・ナポリターノ、日本語版は宇野重吉が解説した。