- 製作
- 1991年 タジキスタン,ロシア
- 時間
- 100分
- 監督
- バフティヤル・フドイナザーロフ
- 出演
- チムール・トゥルスーノフフィルズ・ザブザリエフN・タバロワ
- 種類
- ヒューマンドラマ
タジキスタンの名匠バフティヤル・フドイナザーロフが26歳で手がけた長編デビュー作で、父を訪ねるため列車に乗った兄弟の珍道中をモノクロ映像でユーモラスかつ詩情豊かに描き、世界各地の映画祭で高く評価されたロードムービー。
17歳の青年ファルーと7歳の弟アザマットは、祖母と3人で暮らしている。ある日、兄弟は遠く離れた街に住む父に会いに行くため、機関車に乗り込んで旅に出る。しかし機関車は駅でもないのに運転士の実家で停まったり、線路沿いを走るトラックと競争を始めたり、子どもたちに石を投げつけられたりと、予期せぬ出来事が次々と起こる。機関車は中央アジアの雄大な平原を進み、兄弟を父のもとへと運んでいくが……。