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内戦下のタジキスタン。父を探すため、少年は一台の機関車に乗り込む。これは、希望を探す旅の物語。
1990年代、内戦で荒廃したタジキスタン。父が家を出て行った後、少年は父を探す決意を固める。唯一の手がかりは、父が乗ったかもしれない列車。彼は貨物列車に忍び込み、危険な旅を開始。道中で出会う様々な人々との交流を通し、戦争の非情さと人間の温かさを知る少年。混沌とした世界をひた走る機関車。その先に待つのは、父との再会か、それとも残酷な現実か。少年の瞳に映る世界の記録。
ネット上の声
- 寸分の狂いも無く『少年、機関車に乗る』だった、少年、めっちゃ機関車乗ってた
- 父親と離れて祖母と暮らす兄弟が、貨物車に乗せてもらって会いに行く話
- 馬と機関車とお弁当
- 初タジキスタン映画…この街並みをセピアで眺める事は、(普段なかなかお目に掛かる機
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国タジキスタン,ロシア
- 時間100分
- 監督バフティヤル・フドイナザーロフ
- 主演チムール・トゥルスーノフ
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内戦下のタジキスタン、盗まれた帽子を取り戻す旅が、ロープウェイで芽生える淡い恋の物語へと変わる。
1990年代初頭、内戦の混乱が続くタジキスタン。ロープウェイ運転手の純朴な青年ダレルは、賭けに負けて父から受け継いだ大切な帽子を奪われてしまう。帽子を取り戻すため相手の家へ向かうが、そこにいたのは男の娘ミラだけ。ダレルは帽子を取り返す代わりに、ミラを人質として連れ帰るという突飛な行動に出る。反発し合う二人だったが、ロープウェイでの奇妙な共同生活の中で、次第に互いを意識し始める。しかし、内戦の影は彼らのささやかな日常にも忍び寄り、二人の関係は予期せぬ方向へ。混沌とした時代の中で、彼らが見つけるささやかな希望とは。
ネット上の声
- チュルパン・ハマートヴァちゃんに魅せられた『ルナ・パパ』のバフティヤル・フドイナ
- 銃声が環境音として聞こえることとそれが関心事であるかは別で、彼らは自分たちの生活
- 作品は素晴らしかったのだが、途中から人物や風景に緑色のライトが当てられているよう
- ルナパパではもうほとんどクストリッツァだったけど、「少年機関車に乗る」から続くフ
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国タジキスタン,スイス,日本
- 時間90分
- 監督バフティ・フドイナザー
- 主演ダレル・マジダフ
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闇夜の晩に身ごもった娘。父親は誰?顔も知らぬ相手を探す、奇想天外な家族の珍道中。
中央アジアの小さな村。女優になることを夢見る17歳の少女マムラカット。ある満月の夜、彼女は闇の中で見知らぬ男に抱かれ、妊娠してしまう。父親の名は「ルナ・パパ」。それ以外の手がかりは一切なし。激怒した父と兄は、家の名誉のため、顔も知らぬ父親を探し出すべく、マムラカットを連れて珍道中を開始。戦車が転がり、マフィアが暗躍する混沌とした大地を、古びた車で駆け巡る。奇想天外でパワフルな、愛と生命のロードムービー。
ネット上の声
- タジキスタンの鬼才・フドイナザーロフ監督のおそらく代表作たる本作
- また、映画の魔法と出会うことができた幸せ
- 素晴らし過ぎる
- なんとゆうか
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国ドイツ,オーストリア,日本
- 時間107分
- 監督バフティヤル・フドイナザーロフ
- 主演チュルパン・ハマートヴァ
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「少年、機関車に乗る」「ルナ・パパ」などで知られるタジキスタンの名匠バフティヤル・フドイナザーロフが、半世紀で10分の1にまで干上がった中央アジアの大湖・アラル海を舞台に、贖罪を求めてさまよう男の無謀な旅を描いたドラマ。
船長マラットはアラル海を航海中に大嵐に遭遇して妻や仲間を失い、たったひとり生き残る。心に深い傷を抱える彼は、現在は干上がってしまったアラル海に戻り、荒野に横たわっていた自分の船と再会。その船を引きずって、水のない海を横断する旅に出るが……。
主人公マラット役に「オーガストウォーズ」のエゴール・ベロエフ。フドイナザーロフ監督は2015年に急逝し、本作が最後の長編作品となった。
ネット上の声
- フドイナザーロフの遺作、笑いはなく悲壮感が強い、ほぼフィッツカラルド、またはマッ
- 人々は海を失った後も、残された茫漠たる砂地で質実に暮らしていくのだが、しかし彼ら
- 真っ青な空と乾ききった黄土色の大地に、奇異で人為的な構造物が建ち、その中を色鮮や
- 文化などの違いからか、粗に感じたり、めちゃくちゃじゃないか?と思う部分もあるんだ
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国ロシア,ベルギー,フランス,カザフスタン,ドイツ,タジキスタン
- 時間110分
- 監督バフティヤル・フドイナザーロフ
- 主演ユゴール・ベロエフ
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「ルナ・パパ」「少年、機関車に乗る」などで知られ、6本の長編を残して2015年に49歳で他界したタジキスタンの名匠バフティヤル・フドイナザーロフが、グッチの高級スーツを着て夢をかなえようと奮闘する少年たちの姿を描いたドラマ。
黒海をのぞむ港町。寂れた住宅街に暮らすシティル、ゲカ、ダンボの3人の少年は、ある日、富裕層が暮らすエリアに足を伸ばし、そこでショーウインドーに飾られたグッチ(GUCCI)のスーツと出合う。スーツは3人にとって夢の象徴となり、努力と多少の強引さでなんとかそのスーツを手に入れた彼らは、交代でスーツを着て、それぞれの夢をかなえようとする。しかし、そんな少年たちの運命は思いがけない方向に進んでいく。
フドイナザーロフ監督が初めてタジキスタンを離れ、クリミア半島を舞台に描いた作品。2003年・第16回東京国際映画祭で審査員特別賞と優秀芸術貢献賞の2冠に輝いた。その後は日本で上映される機会がなかったが、2023年に特集上映「再発見!フドイナザーロフ ゆかいで切ない夢の旅」(23年6月5日~/東京・ユーロスペースほか)にて劇場初公開が実現。
ネット上の声
- クリミア半島と黒海のロケーションが美しい。
- タジキスタンという違う惑星
- 非常に壺。
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国ロシア,ウクライナ,ドイツ,フランス
- 時間92分
- 監督バフティヤル・フドイナザーロフ
- 主演アレクサンドル・ヤツェンコ
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ネット上の声
- バフティヤル・フドイナザーレフ監督作品
- これ以前のフィルモグラフィにあったフドイナザーロフ的な運動や細部がアクション映画
- 本作だけ、特集上映から除外されてるのは、権利問題はどうであれ、わかる
- あっち行ったりこっち行ったりしていて楽しいのだが、正直微妙だった
アクション
- 製作年2006年
- 製作国ロシア
- 時間---分
- 監督バフティヤル・フドイナザーロフ
- 主演デニス・ニキフォロフ