- 製作
- 1976年 ポーランド
- 時間
- 75分
- 監督
- アンジェイ・ワイダ
- 出演
- マリア・グレツカボフダン・グリボヴィッチミーラ・リフリツカ
- 種類
- ヒューマンドラマ
【老人たちが戻る、かつての学び舎。背負うのは若き日の自分の人形。生と死が交錯する、衝撃の前衛演劇。】
ポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダが記録した、タデウシュ・カントル演出の伝説的舞台。舞台は古びた教室。そこに現れるのは、腰の曲がった老人たち。彼らの背中には、少年少女時代の自分を模した等身大の人形。授業が始まると、蘇る遠い記憶、戦争の断片、そして死の匂い。過去と現在、生者と死者が混在する異様な空間。歴史の記憶と個人のトラウマが呼び覚まされる、強烈な視覚体験。これは演劇か、それとも魂の儀式か。観る者の記憶を揺さぶる、唯一無二の映像芸術。