- 製作
- 1974年 日本
- 時間
- 110分
- 監督
- 原一男
- 出演
- ---
- 種類
- ヒューマンドラマ
【カメラは、元妻の「生」を執拗に追い続ける。愛と憎しみ、エゴとエロスが剥き出しになる、究極の私的ドキュメンタリー。】
舞台は1970年代初頭の沖縄と東京。映画監督・原一男は、かつての恋人であり、息子を育てる武田美由紀にカメラを向ける。フェミニストとして、シングルマザーとして、そして一人の女として、世間の常識に抗い自由に生きようとする彼女。他の男との恋愛、そして米兵の子供の出産。監督は嫉妬と愛憎を抱えながら、その全てを記録していく。撮影者と被写体の境界線が溶け合う極限状況。そこで映し出される、人間の剥き出しの魂の叫び。