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全9作品。原一男監督が制作した映画ランキング

  1. ニッポン国VS泉南石綿村
    • A
    • 4.25

    大阪・泉南、アスベスト被害に苦しむ住民たち。国の責任を問う、前代未聞の巨大訴訟の記録。

    かつて石綿産業で栄えた大阪・泉南地域。そこで暮らす人々は、アスベストによる深刻な健康被害に静かに蝕まれていた。これは、国が危険性を知りながら対策を怠ったとして、被害者と家族たちが起こした国家賠償請求訴訟の記録。高齢の原告たちが、消えゆく記憶と衰える身体と闘いながら、国の巨大な壁に挑む姿。彼らが求めたのは金銭だけでなく、人間の尊厳そのもの。10年以上にわたる法廷闘争の果てに、彼らが見たものとは。正義を問う魂のドキュメンタリー。

    ネット上の声

    • まずドキュメンタリーとして考えることよりも「映画」としてこれが凄い面白いんだよ
    • 石綿裁判を追った稀に見る労作
    • 「超人」と「システム」
    • ニッポン国の病巣を見た
    ドキュメンタリー
    • 製作年2017年
    • 製作国日本
    • 時間215分
    • 監督原一男
    • 主演---
  2. 水俣曼荼羅
    • A
    • 4.07

    6時間22分、魂の記録。水俣病公式確認から64年、今なお続く患者たちの闘いと祈りを描くドキュメンタリー。

    水俣病が公式に確認されてから60余年。しかし、その闘いは終わっていない。カメラは、今なお救済を求め、国や原因企業を相手に裁判を続ける患者たちの日常に深く分け入る。老いと病に蝕まれながらも、尊厳をかけて声を上げ続ける人々の姿。彼らを支える弁護士や支援者たちの葛藤。膨大な裁判記録と、一人ひとりの人生が刻まれた証言の数々。37年間にわたる取材で紡がれる、3部構成・6時間超の大長編。これは、終わらない公害事件の記録であり、人間の魂の記録そのもの。

    ネット上の声

    • 水俣曼荼羅を見て感じたこと
    • 行政マンは冷酷な外道か?
    • 現在進行形の未解決問題
    • 水俣病ではなくチッソ病
    ドキュメンタリー
    • 製作年2020年
    • 製作国日本
    • 時間---分
    • 監督原一男
    • 主演---
  3. ゆきゆきて、神軍
    • A
    • 4.07
    主人公は、天皇にパチンコ玉を発射した過去を持つアナーキスト、奥崎謙三。彼は、太平洋戦争中、自らが所属した独立工兵第36連隊が駐屯したニューギニアの地で起きた、兵士の不審死事件の真相を追い求める。元上官や戦友たちをアポなしで訪ね、執拗な尋問と時には暴力で、固く閉ざされた口を開かせようとする奥崎。次々と明らかになる、飢餓、人肉食、そして上官による兵士射殺という衝撃の事実。国家の罪を一身に背負い、突き進む男の執念の記録。

    ネット上の声

    • 人は都合の悪い過去を色々な口実で封印する
    • ゆきすぎて、圧倒。
    • 地獄の申し子
    • 主義云々ではなく、理不尽な未解決事件を真摯に向き合い直向きに真相を追いかける姿勢
    ドキュメンタリー
    • 製作年1987年
    • 製作国日本
    • 時間122分
    • 監督原一男
    • 主演奥崎謙三
  4. れいわ一揆
    • B
    • 3.76
    「ゆきゆきて、神軍」「全身小説家」などで知られるドキュメンタリーの鬼才・原一男監督が、2019年の参議院選挙で注目を集めた「れいわ新選組」の候補者を追ったドキュメンタリー。令和元年夏、参議院選挙でさまざまな候補者を擁立したことも話題となったれいわ新選組から、女性装の東大教授として知られる安冨歩が比例代表候補として参院選に出馬した。「子どもを守り未来を守る」のスローガンを掲げて、全国遊説の旅に出た安冨を中心に10人の個性豊かな候補者たちの姿に原監督のカメラが鋭く迫っていく。2019年・第32回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門特別上映作品。

    ネット上の声

    • この国は狂っています。でも希望をみました。
    • 安富さん主演のドキュメンタリー
    • 私自身がマイケル教信者なので
    • 2020年は政治ドキュメンタリーが豊作だったよねと思い出し『なぜ君』『はりぼて』
    ドキュメンタリー
    • 製作年2019年
    • 製作国日本
    • 時間248分
    • 監督原一男
    • 主演---
    • レンタル
  5. 極私的エロス 恋歌1974
    • C
    • 3.61
    子どもを連れて沖縄へ旅立った元同棲相手を追い、自力出産を含む彼女の生き様をカメラに収めたドキュメンタリー。監督は「さよならCP」の原一男。製作は原の現同棲者でもある小林佐智子。16ミリ。

    ネット上の声

    • 若い時分からこんなものを撮っていたなんて原一男という人はやはり違うな
    • 情けない男とたくましい女たちのガチ
    • 情けない男とたくましい女たちのガチ
    • ひるんだのか、事故かブレボケ
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1974年
    • 製作国日本
    • 時間110分
    • 監督原一男
    • 主演---
    • レンタル
  6. 全身小説家
    • C
    • 3.57
    作家・井上光晴の〈虚構と現実〉を、彼が癌により死に至るまでの5年間を追い描いたドキュメンタリー。「ゆきゆきて、神軍」(87)の原一男監督作品。「地の群れ」「虚構のクレーン」などで知られる戦後派の作家・井上光晴は、昭和52年に佐世保で文学伝習所を開いた。以後全国13ケ所に広がったその伝習所を中心に、彼は各地方で体当たりの文学活動を実践してきた。映画はその伝習所に集った生徒たちとの交流や、そして特に伝習所の女性たちが語るエピソード、文壇で数少ない交友を持った埴谷雄高、瀬戸内寂聴らの証言を通して、井上光晴の文学活動、〈生〉そのものを捉えていく。撮影準備直後、井上にS字結腸癌が発生し、いったん手術は成功するもののやがて肝臓へ転移していく。カメラは彼がその癌と戦う姿も生々しく撮り続けるが、平成4年5月、遂に井上光晴は死を迎える。映画はさらにその井上自身の発言や作品を通して語られた彼の履歴や原体験が詐称されていたということ、つまり、文学的な虚構であったという事実を、親族や関係者への取材を通してスリリングに明らかにしていく。そしてその虚構の風景を、映画はモノクロームのイメージシーンによって再現する。フィクションの映像をドキュメンタリーの中に取り入れることによって、まさに〈虚構と現実〉を生きた文学者の全体像に迫ろうとした、渾身の作品となった。94年度キネマ旬報日本映画ベストテン第1位、同読者選出日本映画ベストテン第4位。

    ネット上の声

    • シネマテークの最終日は意図的に行きませんでした
    • 小説家、井上光晴の晩年を追ったドキュメンタリー
    • ひとりの人間の人生をリアルに
    • 井上光晴という小説家
    ドキュメンタリー
    • 製作年1994年
    • 製作国日本
    • 時間137分
    • 監督原一男
    • 主演井上光晴[作家]
    • レンタル
  7. さようならCP
    • E
    • 2.51
    疾走プロダクション第1作。CP(脳性小児麻痺)者の団体“青い芝”との共同製作で、身障者たちの生活と思想をとらえたドキュメンタリー。

    ネット上の声

    • ドキュメンタリー巨匠処女作
    • 見せ物じゃないんだから
    • 責任者はお前の目の前にいる
    ドキュメンタリー
    • 製作年1974年
    • 製作国日本
    • 時間82分
    • 監督原一男
    • 主演---
  8. またの日の知華
    • E
    • 2.14
    激動の70年代を背景に、ヒロイン知華と4人の男とたちとの愛を描いた物語。ドキュメンタリー映画の鬼才・原一男が、4人の女優がひとりのヒロインを演じるという試みに挑戦する。監督にとって初めての劇映画という点でも注目を集めた。ヒロイン・知華を演じるのは、「皆月」の吉本多香美、「M/OTHER」の渡辺真起子、金久美子、桃井かおり。相手役は、田中実、田辺誠一、夏八木勲ら。

    ネット上の声

    • 長らく日本のドキュメンタリー映画を牽引してきた原一男監督によるフィクション作品
    • キャスティングにかなり無理が・・・
    • 観なくて良かったかな?
    • 本当に生きていた70年代
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2004年
    • 製作国日本
    • 時間114分
    • 監督原一男
    • 主演吉本多香美
  9. わたしの見島
    • E
    山口県萩市沖にある離島・見島に暮らす人々の生活や文化をとらえたドキュメンタリー。演出は、HAGI世界映画芸術祭の中に誕生した"CINEMA塾"の塾生と、同塾の塾長でもある「全身小説家」の原一男。撮影を原監督自身が担当している。16ミリ作品。
    ドキュメンタリー
    • 製作年1999年
    • 製作国日本
    • 時間100分
    • 監督原一男
    • 主演---

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