- 製作
- 2004年 日本
- 時間
- 40分
- 監督
- ホンマタカシ
- 出演
- 中平卓馬
- 種類
- ドキュメンタリー
【記憶を失った伝説の写真家・中平卓馬。彼がファインダー越しに見つめる「きわめてよいふうけい」とは何かを問うドキュメンタリー。】
1970年代、先鋭的な写真で時代を駆け抜けた写真家、中平卓馬。しかし、病により記憶と言葉の多くを失う。本作は、そんな彼が日課として横浜の街を撮り歩く姿を、写真家ホンマタカシが静かに見つめたドキュメンタリー。なぜ撮るのか。何を撮るのか。その問いさえも失ったかのように、ただひたすらシャッターを切り続ける中平。彼の視線が捉えるありふれた日常の断片。その行為の先に浮かび上がる、写真の本質と生きることの意味。