記憶を失った伝説の写真家・中平卓馬。彼がファインダー越しに見つめる「きわめてよいふうけい」とは何かを問うドキュメンタリー。
1970年代、先鋭的な写真で時代を駆け抜けた写真家、中平卓馬。しかし、病により記憶と言葉の多くを失う。本作は、そんな彼が日課として横浜の街を撮り歩く姿を、写真家ホンマタカシが静かに見つめたドキュメンタリー。なぜ撮るのか。何を撮るのか。その問いさえも失ったかのように、ただひたすらシャッターを切り続ける中平。彼の視線が捉えるありふれた日常の断片。その行為の先に浮かび上がる、写真の本質と生きることの意味。
ネット上の声
- 写真家・中平卓馬の晩年を写した映像として、(後述する一点を除き)彼の生き方を知れ
- 海辺の岩に乗ってなにかを探す中平とカメラは動き回る、中平の見えているものをカメラ
- 3、4年前に本(写真集?)の方を読んで、数ヶ月前に小原真史さんの方の『カメラにな
- 一昨日見た「カメラになった男」と同様のフッテージが多かったが、こちらはホンマタカ
ドキュメンタリー
- 製作年2004年
- 製作国日本
- 時間40分
- 監督ホンマタカシ
- 主演中平卓馬