1960~70年代にかけて活躍し、飲酒による昏睡で記憶を失ってしまった後も活動を続ける伝説の写真家・中平卓馬の姿を追ったドキュメンタリー。監督は、広告・雑誌などで幅広く活躍する写真家のホンマタカシ。60~70年代にかけて、先鋭的な評論や作品で時代を挑発してきた中平は、77年、酒の飲みすぎで昏睡状態になり、その後、意識を回復するも過去の記憶を失う。そこから再び写真を撮り始め、精力的に活動する中平の日常を、中平の暮らす横浜の風景も交えながら、穏やかに映し出す。2004年に製作・公開。16年には、ホンマタカシの特集「ホンマタカシ ニュードキュメンタリー映画 特集上映」で、新たなショットを追加したバージョンが上映される。
ネット上の声
- 写真家・中平卓馬の晩年を写した映像として、(後述する一点を除き)彼の生き方を知れ
- 海辺の岩に乗ってなにかを探す中平とカメラは動き回る、中平の見えているものをカメラ
- 3、4年前に本(写真集?)の方を読んで、数ヶ月前に小原真史さんの方の『カメラにな
- 一昨日見た「カメラになった男」と同様のフッテージが多かったが、こちらはホンマタカ
ドキュメンタリー
- 製作年2004年
- 製作国日本
- 時間40分
- 監督ホンマタカシ
- 主演中平卓馬