- 製作
- 1972年 チリ
- 時間
- 96分
- 監督
- パトリシオ・グスマン
- 出演
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- 種類
- ドキュメンタリー
「チリの闘い」3部作や「光のノスタルジア」といったドキュメンタリー作品で知られるチリの巨匠パトリシオ・グスマンが、1972年に発表した長編監督デビュー作。
1970年、南米チリで史上初めて選挙により選ばれた社会主義大統領サルバドール・アジェンデが誕生し、国家規模の社会変革が始まった。その政権発足から1年間にわたる激動のプロセスを、国民の視点から丹念に描く。グスマン監督は鉱山、農村、港、都市、学校などさまざまな場所で人々の声を記録し、政府の政策が生活にもたらす影響や民衆の高揚感、変革への参加意識などを、希望とエネルギーに満ちた映像で映し出していく。その一方で、既存の権力構造との軋轢や、経済的混乱、政治的不安定といった不穏な兆しにもカメラを向ける。
本作は1973年にチリで発生した軍事クーデター後に多くのプリントが失われ幻の作品となっていたが、グスマン監督監修による半世紀に及ぶ修復作業を経てよみがえり、2023年9月にニューヨークのアンソロジー・フィルム・アーカイブスにて2Kレストア版が世界初上映された。日本では2025年11月に劇場初公開。