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ドキュメンタリー
- 製作年1976年
- 製作国チリ
- 時間88分
- 監督パトリシオ・グスマン
- 主演---
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1973年チリ、世界初の民主的社会主義政権の誕生と崩壊。歴史の激動を克明に記録した、伝説的ドキュメンタリー。
1973年、南米チリ。世界で初めて選挙によって誕生したサルバドール・アジェンデ社会主義政権。しかし、彼の進める急進的な改革は、国内の富裕層や保守派、そしてアメリカの猛烈な反発を招いた。経済封鎖、物資不足、激化するデモ。希望に満ちた革命は次第に暗転し、社会は支持派と反対派に分断され、内戦寸前の緊張状態へ。そして訪れる、ピノチェト将軍率いる軍事クーデター。歴史が大きく動いたその瞬間を、市民の視点から生々しく捉えた、三部作の第一部。
ドキュメンタリー
- 製作年---年
- 製作国チリ
- 時間---分
- 監督パトリシオ・グスマン
- 主演---
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世界で最も乾燥したチリ・アタカマ砂漠。天文学者が星々の過去を探し、女たちが独裁政権の犠牲者の骨を探す、壮大な詩的ドキュメンタリー。
南米チリ、アタカマ砂漠。標高3000メートル、澄み切った空気は天体観測に最適で、世界中の天文学者たちが集う場所。彼らは巨大な望遠鏡で、何億光年も彼方の銀河、つまり宇宙の「過去」を観測する。一方、その砂漠の地上では、ピノチェト軍事独裁政権下で虐殺され、遺棄された家族の遺骨を探し続ける女性たちがいる。彼女たちは、自らの手で砂を掘り起こし、国の「過去」の断片を探し求める。天文学者の探求と、遺族の探求。二つの「過去」を探す旅が交差する時、私たちは歴史と記憶について深く思索する。
ネット上の声
- 星と大地の映像が印象的
- 3つの時間軸
- 光と闇、表現と響きがあった、90分
- 【”二つの過去の探求”ピノチェト軍事政権下で行われたジェノサイドを風化させない哲学的ドキュメンタリー作品。】
ドキュメンタリー
- 製作年2010年
- 製作国フランス,ドイツ,チリ
- 時間90分
- 監督パトリシオ・グスマン
- 主演---
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母なる海に沈んだ、二つのボタン。チリの歴史に刻まれた先住民虐殺と独裁政権の闇を水が語り出すドキュメンタリー。
舞台は、広大な海岸線を持つ国、チリ。パトリシオ・グスマン監督は、母なる「水」を案内役に、この国の記憶を巡る旅に出る。かつて海と共に生きた先住民たちの歴史と、ピノチェト独裁政権下で海に投げ込まれた政治犯たちの悲劇。二つの異なる時代の記憶が、海底から見つかった一つの「真珠のボタン」によって結びつく。雄大な自然の映像美と、歴史の証言者たちの言葉が交錯し、忘れ去られた声なき声に耳を澄ませる。これは、水に秘められた魂の物語であり、歴史の傷と向き合うための映像詩。
ネット上の声
- チリワインを飲む前に想いを馳せてみる
- 戦慄のドキュメンタリー
- 【”人間の思考の原点は水”チリの先住民、パタゴニアの民でもある水のノマドと言われた人々の、悲劇的な歴史を抑制したトーンで描くドキュメンタリー作品。】
- 文字の発明を以て人類史最大の転換点とするのなら、地球史のそれは海の誕生にあるだろ
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国フランス,チリ,スペイン
- 時間82分
- 監督パトリシオ・グスマン
- 主演---
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「チリの闘い」などで知られるドキュメンタリー映画の巨匠パトリシオ・グスマンが、リーダーもイデオロギーも不在のチリの新しい社会運動をとらえたドキュメンタリー。
2019年10月、チリの首都サンティアゴで、地下鉄料金の値上げ反対に端を発する新たな民主化運動が動きだした。リーダーもイデオロギーも存在しないその社会運動は爆発的なうねりとなり、若者や女性を中心とする約150万もの人々が、より尊厳のある生活を求めてデモに参加した。この社会運動はチリの保守的・家父長的な社会構造を大きく揺るがし、やがて2021年に36歳という世界で最も若いガブリエル・ボリッチ大統領誕生に結実する。
ピノチェト政権下にキューバに亡命し、現在はパリで暮らすグスマン監督が、目出し帽に鮮やかな花をつけてデモに参加する母親や、家父長制に異を唱える4人の女性詩人、先住民族マプチェの女性として初めて重要な政治的地位についたエリサ・ロンコンら多くの女性たちへのインタビューを交えながら、劇的に変わりゆく母国チリの姿をダイナミックかつ詩的な映像美で描きだす。
ネット上の声
- チリの過酷な現代史はNHK「映像の世紀」で知ったばかり
- 120万人抗議集会の市民の姿は圧倒的
- わたしたちを裁く家父長制
- 女性と若者の力
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国チリ,フランス
- 時間83分
- 監督パトリシオ・グスマン
- 主演---
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故郷チリを隔てる巨大な壁、アンデス山脈。監督自身の記憶と国の歴史を重ね合わせ、魂の在り処を問うドキュメンタリー。
監督パトリシオ・グスマンが故郷チリを見つめるドキュメンタリー三部作の最終章。彼の幼少期から常にそこにあった雄大なアンデス山脈。それは美しい自然の象徴であると同時に、1973年の軍事クーデター以降、国を外界から隔絶する巨大な壁でもあった。チリの激動の歴史、独裁政権下の記憶、そして今もなお残る社会の傷跡。山脈の石に刻まれた歴史と、人々の心に深く根差す記憶を辿る旅。この壮大な山脈は、チリ人にとって希望なのか、それとも呪縛なのか。
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国チリ,フランス
- 時間85分
- 監督パトリシオ・グスマン
- 主演---
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ドキュメンタリー
- 製作年1978年
- 製作国チリ
- 時間79分
- 監督パトリシオ・グスマン
- 主演---
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ドキュメンタリー
- 製作年1975年
- 製作国チリ
- 時間96分
- 監督パトリシオ・グスマン
- 主演---