- 製作
- 2016年 ボリビア
- 時間
- 103分
- 監督
- ホルヘ・サンヒネス
- 出演
- メルセデス・ピティ・カンポスクリスティアン・メルカドフェルナンド・アルセ
- 種類
- ヒューマンドラマ
南米ボリビアでアンデス先住民の価値観に基づく作品をつくり続けてきた映画製作集団「ウカマウ」が、スペインによる植民地支配からの解放のため闘った実在の女性フアナ・アスルドゥイ(1780~1862)を描いた作品。
ボリビアが独立を宣言した1825年、チュキサカ(現スクレ)にあるフアナの質素な住まいを、後にボリビアの国名の由来となる革命家シモン・ボリバルと、ボリビアの初代大統領となるアントニオ・ホセ・デ・スクレが訪ねるところから物語は始まる。19世紀、植民地支配主義者や宗教者の偏見と闘い、人間の、そして女性や母親の権利獲得のためにゲリラ兵士となって闘いに身を投じていくフアナ・アスルドゥイの姿を、ウカマウ集団独自の視点から描き出していく。
日本では2025年4月、特集上映「ウカマウ集団60年の全軌跡 全作品一挙上映」にて劇場初上映。