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南米ボリビアでアンデス先住民の価値観に基づく作品をつくり続けてきた映画製作集団「ウカマウ」が、スペインによる植民地支配からの解放のため闘った実在の女性フアナ・アスルドゥイ(1780~1862)を描いた作品。
ボリビアが独立を宣言した1825年、チュキサカ(現スクレ)にあるフアナの質素な住まいを、後にボリビアの国名の由来となる革命家シモン・ボリバルと、ボリビアの初代大統領となるアントニオ・ホセ・デ・スクレが訪ねるところから物語は始まる。19世紀、植民地支配主義者や宗教者の偏見と闘い、人間の、そして女性や母親の権利獲得のためにゲリラ兵士となって闘いに身を投じていくフアナ・アスルドゥイの姿を、ウカマウ集団独自の視点から描き出していく。
日本では2025年4月、特集上映「ウカマウ集団60年の全軌跡 全作品一挙上映」にて劇場初上映。
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国ボリビア
- 時間103分
- 監督ホルヘ・サンヒネス
- 主演メルセデス・ピティ・カンポス
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南米ボリビアで先住民族の視点に立った映画を製作し続けている映画製作集団「ウカマウ」の中心メンバーであるホルヘ・サンヒネスが、白人と先住民の融和の道を探った長編作品。
ボリビアと隣国パラグアイとの間で1932年から35年にかけて繰り広げられたチャコ戦争で、同じボリビア軍に属していた白人で裕福な家庭出身のギレェルモとアイマラ人で貧農のセバスティアン。ギレェルモが負傷したセバスティアンを救ったことから、2人の間には友情が育まれていく。しかし、上官の人種差別的な振る舞いに反抗したギレェルモは軍事裁判にかけられ、死刑判決を受けてしまう。ギレェルモは兵営から脱走し、セバスティアンも彼に同行するが、やがて2人は真逆の道をたどってゆくことになる。
日本では2025年4月、特集上映「ウカマウ集団60年の全軌跡 全作品一挙上映」にて劇場初上映。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国ボリビア
- 時間105分
- 監督ホルヘ・サンヒネス
- 主演クリスティアン・メルカド
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南米のエクアドル。貧困と暴力が支配する街で生きるダナは、シングルマザーのコールガール。離れて暮らす病気の娘の治療費のため、身体を売っては上納金を人身売買組織のボスに納める、希望なき日々を過ごしていた。
ある日、組織のアジトで娘と同じ年頃の女の子を見たダナは、強い衝撃を受ける。その娘はやがて売られ、男たちの欲望の生け贄となるのだ。そんな時、娘の死が伝えられ、ダナは絶望の底に突き落とされる。そして彼女は決意した。組織に戦いを挑み、あの女の子を救い出すことを……。
ネット上の声
- タイトルから結末が…
- エクアドルの現実?
- どエロい作品かと思ってたけど全然違かった😅エクアドルの貧困や人身売買、性的搾取を
- ヒロインはスタイルが良く、美脚が際だつ美人ですが、騙されて売春組織に組み込まれ、
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2019年
- 製作国エクアドル,メキシコ
- 時間95分
- 監督ガブリエラ・カルバーチェ
- 主演ノエル・ショーンワルド