- 製作
- 2024年 イギリス,イスラエル,イラク
- 時間
- ---分
- 監督
- モフセン・マフマルバフ
- 出演
- ---
- 種類
- ドキュメンタリー
「カンダハール」「パンと植木鉢」などで知られるイランの巨匠モフセン・マフマルバフ監督が2023年のエルサレム旧市街の様子をスマートフォンで撮影し、恐怖と憎悪が極限化するパレスチナとイスラエルの人々の姿をとらえたドキュメンタリー。
2023年、映画のロケハンのためにエルサレムを訪れたマフマルバフ監督は、長年続くイスラエルとパレスチナの紛争の解決の糸口を探るため、街角にたたずむアラブ系の老人やアラブ系ティーンのダンスグループ、ユダヤ系の若者など、さまざまな人たちに出会っていく。
23年10月のハマス襲撃後の緊張感が漂うエルサレム旧市街をさまよいながら、分断の象徴であるエルサレムの重層的な複雑さを確かな構成力で描き、紛争の根源とかすかな希望を浮かびあがらせていく。