- 製作
- 2019年 日本
- 時間
- 106分
- 監督
- 福間健二
- 出演
- 和田光沙我妻天湖江藤修平
- 種類
- ヒューマンドラマ
詩人と映画監督という2つの分野で活動する福間健二の長編監督第6作。東京郊外の人気のない場所で、山口慎也という男がひとり、心臓発作を起こして死んだ。彼はネットの古本屋を仕事にしており、原民喜の小説と木下夕爾の詩が好きだった。妻の亜矢子は夫の死後、夢の中で慎也に会い、彼の残したノートの言葉を読み、ときには夫がまだそばにいると感じるが……。夫を失った亜矢子がどう生きるか、また、亜矢子の友人ら取り巻く人々が、どのように希望を取り戻していくのかを描いていく。主人公の亜矢子役を「岬の兄妹」「菊とギロチン」の和田光沙が演じるほか、福間監督作「あるいは佐々木ユキ」で主人公・佐々木ユキを演じた小原早織が7年後の同役で出演。