-
「シャブ極道」「竜二Forever」の細野辰興監督が、実際にあった美男俳優・長谷川一夫の「顔切り事件」に着想を得て、同事件をモチーフにした映画を作ろうと集まった監督や脚本家、役者らが織りなす人間模様を、実際の舞台と映画を混在させながら描いた意欲作。2015年1月に高円寺・明石スタジオで上演された「スタニスラフスキー探偵団」の舞台公演中に、映画撮影を並行して行った。大入り満員で迎えた「スタニスラフスキー探偵団」の舞台千秋楽。当日になって主演女優が突然「演じるのが怖い」と降板を申し出たことで、現場は混乱するが……。主演は草野康太、山田キヌヲ。モチーフとなったのは、1937年に美男俳優として人気を博していた長谷川一夫(当時の芸名は林長二郎)が、撮影スタジオからの帰り道に2枚重ねのカミソリで顔を切られた事件。
ネット上の声
- 不思議な面白さ
- バードマンのオマージュ?
- 緊迫感!でも、笑いも。
- 愛すべき俗物
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間143分
- 監督細野辰興
- 主演草野康太
-
「書くが、まま」で「MOOSIC LAB 2018」の観客賞と最優秀女優賞を受賞するなど注目を集める若手監督の上村奈帆が、2014年に自主映画として手がけた初長編監督作。主演は、後に「岬の兄妹」が話題を集める和田光沙。絵を描くことが好きな14歳の柚木あおいと、同級生でクラスでも部活でも人気者の野上あやこは、正反対ながらもいつも一緒だった。しかし、変わりゆく日々の中でいつしかすれ違うようになっていく。そして、「変わらないで」と口にするあやこに対して抱くあおいの感情は、無意識に愛憎めいた気持ちをもたらしていった。それから12年。大人になったいまでも、あやこへの気持ちを整理できずにいたあおいが、ある日、12年前のある感情を思い出す。
ネット上の声
- 音楽も個人的に好きで、思春期のなんだかもやっとした感じがよく描かれ...
- 青春時代の心の機微を描いた、なかなかな作品かと思います♪
- ざらざらとは?
- 監督が舞台挨拶に来ていて、映画に対する思いを真摯に語っていたのが、とても印象的で
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督上村奈帆
- 主演和田光沙
-
ポン・ジュノ監督作品や山下敦弘監督作品などで助監督を務めた片山慎三の初長編監督作。ある港町で自閉症の妹・真理子とふたり暮らしをしている良夫。仕事を解雇されて生活に困った良夫は真理子に売春をさせて生計を立てようとする。良夫は金銭のために男に妹の身体を斡旋する行為に罪の意識を感じながらも、これまで知ることがなかった妹の本当の喜びや悲しみに触れることで、複雑な心境にいたる。そんな中、妹の心と体には少しずつ変化が起き始め……。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭の国内コンペティション長編部門で優秀作品賞と観客賞を受賞。
ネット上の声
- 重苦しい閉塞感の中でも生きる事を貪り食う作品です。
- 映画でしか表現出来ないおぞましさ
- 全く救いが無い、これはすごいこと
- あのぉ。どうですか、一万円で。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督片山慎三
- 主演松浦祐也
-
言葉が失われた荒廃した世界で生きる人間たちの姿を全編モノクロ、セリフなしで描いた異色ドラマ。
言葉のない世界で原始的な廃墟のような建物で自給自足の生活を送る一人の女。狩猟で蓄えた食料は行商人と物々交換し、女の体と食料を目当てに来た山賊に襲われることもあるが、女はたくましく日々を生きている。ある日、女の仕掛けた罠に1人の若い男がかかる。女は男を家に連れて行くと、男はなぜか女になついていく。女も情が移ったのか、2人は共同で生活を開始する。そんな日常が続く中で、徐々に人間のさまざまな欲望が顔を見せていく。
主人公の女を「菊とギロチン」「岬の兄弟」の和田光沙、若い男を「かかってこいよ世界」の飛葉大樹が演じ、仁科貴、寺田農が脇を固める。監督は「いつかのふたり」の長尾元。
ネット上の声
- コミュニティとインフラと音楽と闘争の起源
- 不思議な世界にハマりました。
- 健康で野性的な最低限度の生活
- 映画への挑戦状でラブレター
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督長尾元
- 主演和田光沙
-
「報復 かえし」の山口雄也、「スモーキング・エイリアンズ」の中村公彦、「生きててよかった」の鈴木太一、「ある役者達の風景」の沖正人という4人の監督が、「映画館」をテーマに制作したオムニバス。
埼玉の深谷シネマを舞台に、大企業の御曹司である夫から理不尽な扱いを受ける映画好きな女性がある決断を下す「銀幕エレジー」(山口監督)、神奈川のシネマ・ジャック&ベティを舞台に、念願の初監督作が不運にもお蔵入りとなった映画監督の憎悪と映画愛の行方を描く「シネマコンプレックス」(中村監督)、長編デビュー作を携えて全国のミニシアターをめぐる映画監督と、広島・横川シネマの支配人や常連客との交流を、監督の実体験を基に描いた「俺と映画と、ある女」(鈴木監督)、秋田の御成座を舞台に、色を識別できない少年が閉館したはずの映画館で体験する不思議な出来事を描く「colorful」(沖監督)の4作品で構成。
ネット上の声
- ミニシアターを舞台にした短編オムニバス、映画館舞台映画は良作多いし、何より矢作穂
- ミニシアター応援なのか?
- 玉石混淆名画座シネマ
- ミニシアター応援活劇
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督沖正人
- 主演矢作穂香
-
主演の福谷孝宏が自ら企画した作品で、失われた左手が異形ものへと変わってしまった男が繰り広げる凄惨な戦いや、男の愛と再生を暴力的に描いたサスペンス。
日雇い労働をしながら貧しくも淡々と日々を過ごす男・小暮修。社会の底辺で生きる彼の前にある日、先輩の乾が突然現れる。乾は修の家に上がり込むと、修とかつて関係のあった女の小雪を呼び出させる。暴力で修と小雪を支配し、2人に強盗をさせようとする乾だったが、その計画は失敗。その結果、修は左手を失ってしまう。修は闇医者の別所に診てもらうことで一命を取り留めたが、失われた左手は異形のものになっていた。修の手を切り落とした強盗団への復讐を誓い、修と小雪は住んでいた街を離れるが……。
主演の福谷は映画業界で働いていた元会社員で、過酷な労働環境に一度はくじけたものの、再び希望を取り戻そうと自ら主演映画を企画。自身の出資で映画の前半部分を撮影し、後半部分の製作費をクラウドファンディングで募って完成にこぎつけた。共演には和田光沙、川瀬陽太、松浦祐也、上西雄大、諏訪太朗ら実力派俳優陣が集結。「オカルト地蔵」「怪奇タクシー 風の夜道に気をつけろ!」などを手がけた夏目大一朗がメガホンをとった。
ネット上の声
- 福谷孝宏さん × 和田光沙さん
- のびしろだらけ。
- ミギー(じゃない)
- もともと短編だったそうだが、前半部分の川瀬陽太の暴力がミカヨのクレヨンでみた時同
ホラー、 サスペンス
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間77分
- 監督夏目大一朗
- 主演福谷孝宏
-
これが初長編作となる山城達郎監督が、コロナ禍の湘南を舞台に、どん詰まりの同棲カップルの日常を描いた。
コロナ禍で勤めていた会社が倒産し、フードデリバリーの配達員になった良太郎は、同棲中の恋人かづきの浮気現場に遭遇してしまう。かづきは開き直るばかりで反省する気配もない。悶々とした日々を過ごす良太郎は、ある時、妖艶な人妻さとりから「浮気をしない?」と誘われる。どうやらさとりも、夫のベトナム人と訳ありな様子。いざ、さとりと関係を持った良太郎だったが、今度は原因不明の頭痛に襲われて……。
監督の山城達郎は、日本映画学校(現日本映画大学)でサトウトシキ監督に映画制作を学び、これまでに助監督として数々の現場を経験。本作で長編初監督を務めた。
ネット上の声
- 男のこわいところ、キモいところをまっすぐに描いていてなんとも言えない気持ちになっ
- 本当にずっとダラダラしてたんだけど、たまにこのカットなに?急にカメラぶん回してき
- 12月2日までの1週間しか上映されないのがもったいない、沢山の人におすすめしたい
- 山城監督が今後どのような作品を描いて行くのか、とっても楽しみになる映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督山城達郎
- 主演浦野徳之
-
オリンピック需要に沸く建設現場で働きながら役者業を続けている主人公を中心に、いわゆる「おじさん」と呼ばれる世代の男たちが、苦境の中でもがきながらも前を向いて生きていく姿を描いたドラマ。
60歳が目前に迫った男性ササキは、工事現場で働きながら、エキストラ同然ではあるがテレビや映画など役者の仕事も続けている。2019年の東京はオリンピックに向けて建築ラッシュで、ササキもそんな建築現場のひとつで働いていた。しかし、2020年になると新型コロナウイルスが蔓延し、東京に緊急事態宣言が出される。ササキは建築現場の仕事も役者の活動も自粛となった上、2020年開催予定だったオリンピックは翌年に延期となってしまう。
主演は、実際にかつてテレビや映画に出演していたが、いまは主に建築現場で働いている佐々木和也。そんな佐々木が脚本・製作を務めて自主制作した作品で、「岬の兄弟」の和田光沙や「激怒」の森羅万象、「嘘八百 なにわ夢の陣」の土平ドンペイら多彩な役者が集った。ナレーションを田口トモロヲが担当。
ネット上の声
- どこまでが演じていてどこまで素なのか…主人公の佐々木さんの人間的な不思議な魅力が
- 佐々木さん、ハッピーバースデートゥーユーをハッピーバースデーツーユーと歌う人なん
- 既にコロナの記憶が薄れてる…と驚き
- シアターセブンにて鑑賞
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督西村洋介
- 主演佐々木和也
-
ネット上の声
- これ、以前CSで何度か放送されていたけどなぜFilmarksに無いんだろうと思っ
- 先日見た「ヤンキー女子高生 全国制覇への道 茨城編」に続いて
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間65分
- 監督貝原クリス亮
- 主演星野ナミ
-
「SASORI IN U.S.A.」「82分署」の後藤大輔監督が、実写とアニメの融合で描いた異色のピンク映画。社内のいじめに追い詰められた妄想症のOL・静香は、水槽にいたタニシを頬張る。目が覚めると、彼女の体に異変が起きており……。「岬の兄妹」の和田光沙が映画初主演を果たした。成人映画「牝と淫獣 お尻でクラクラ」のR15+再編集版。ピンク映画制作会社・大蔵映画が一般劇場向けにR15+バージョンで製作した作品を集めた「OP PICTURES+ フェス 2019」(19年8月23~9月5日/東京・テアトル新宿)上映作品。
ネット上の声
- 我はぎょう虫、お前の腹に棲みついた、閻魔様の下僕なり!ひゃー!
- 結局ジャンルは?ってゆーならたぶん、コレもシュール・コメディ(エロ入りの)と言っ
- 「和田光沙主演」ということ「実写とアニメの融合」という宣伝文句で謳われてた以上の
- 和田光沙主演だし、あらすじちょろっと読んだ感じなんかふざけてそうな内容だなと思っ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督後藤大輔
- 主演和田光沙
-
「犯(や)る男」などの山内大輔監督が得意のバイオレンス描写を封印し、沖縄県石垣島を舞台に官能小説家とその妻の愛をつづった純愛ドラマ。官能小説家として冴えない日々を送る男と、男の才能を信じて支え続ける妻。やがて男は真実の愛に気づき、ついに新人賞の候補となるが……。「犯る男」で日本映画プロフェッショナル大賞の主演男優賞を受賞した川瀬陽太と、同作でも川瀬と共演した朝倉ことみが主人公夫婦を演じる。第28回ピンク映画大賞で優秀作品賞、監督賞など6部門を受賞。ピンク映画制作会社・大蔵映画の上映企画「OP PICTURES+」(16年8月20日~9月2日、東京・テアトル新宿)にて、ドラマ部分を充実させたR15+バージョンで劇場公開。
ネット上の声
- ボケっと観てたけどラストに以外な展開が
- やべ…久しぶりに映画観ていて絶望したさぁ
- 蘇えるけどゾンビじゃないよ
- 基本はピンク映画だけど、タイトルがぽくないし、前情報無しで観たんですけど、これ、
ファンタジー
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間70分
- 監督山内大輔
- 主演朝倉ことみ
-
監督・女優としてピンク映画界を中心に活躍してきた吉行由実がメガホンをとり、ヨーロッパの高貴なプリンセスが日本のレディースコミックと出会ったことから巻き起こす騒動を描いたアクションラブコメディ。ヨーロッパにある小さな島国の姫マルゲリータは、自由のない将来に絶望していたある日、日本のレディースコミックの存在を知り、衝撃を受ける。やがて、遠い日本で人気漫画家のアシスタントとして働くことになったマルゲリータは、編集者・八木の情熱的なアタックに心を動かされる一方で、戦闘地域専門のルポライター・西原のことも気になりはじめる。ピンク映画制作会社・大蔵映画が一般劇場向けにR15+指定で製作した映画を集めた「OP PICTURES+ フェス 2017」(17年7月1~14日/東京・テアトル新宿)上映作品。
ネット上の声
- 架空の小国「ナバリア国」の王女が、王位継承の為には許嫁との愛の無い結婚生活を送ら
- 日本のレディコミに憧れて、身分を隠し漫画家のアシスタントとして働く王女・マルゲリ
- ピンクって、やはりわかりやすいように丁寧に撮られてると改めて感じた
- 本家のピンク映画版タイトル「恋するプリンセス ぷりんぷりんなお尻」
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間70分
- 監督吉行由実
- 主演羽月希
-
詩人と映画監督という2つの分野で活動する福間健二の長編監督第6作。東京郊外の人気のない場所で、山口慎也という男がひとり、心臓発作を起こして死んだ。彼はネットの古本屋を仕事にしており、原民喜の小説と木下夕爾の詩が好きだった。妻の亜矢子は夫の死後、夢の中で慎也に会い、彼の残したノートの言葉を読み、ときには夫がまだそばにいると感じるが……。夫を失った亜矢子がどう生きるか、また、亜矢子の友人ら取り巻く人々が、どのように希望を取り戻していくのかを描いていく。主人公の亜矢子役を「岬の兄妹」「菊とギロチン」の和田光沙が演じるほか、福間監督作「あるいは佐々木ユキ」で主人公・佐々木ユキを演じた小原早織が7年後の同役で出演。
ネット上の声
- なかなか難しい。ただもっと和田光沙さんを欲したかったかな。
- 詩を詠むように話をする人物から焦点を外すことができないカメラの様子まで伝わってき
- 20200807横浜ジャックアンドベティ 60点 映画自体は40点で、主演の和田
- この時代だからこそ多様な表現の重要性を感じる
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督福間健二
- 主演和田光沙
-
女子刑務所を舞台に洗脳の恐怖を描いたホラー漫画「女囚霊 塀の中の殺戮ゲーム」を実写映画化。
元議員秘書の美山は、信頼していた議員に代わって殺人の罪を被り、刑務所に入れられた。いつかその議員が、自分の無罪を証明して刑務所から出してくれる日を待っていた。そんなある日、4人部屋の雑居房でともに過ごす町田が、かんしゃくを起こして懲罰房に入れられてしまう。刑務所内には、懲罰で独房に入れられた者は謎の急死を遂げて二度と戻ってこられないという噂があったが、町田は無事に戻ってくる。しかし、その噂には続きがあり、謎の死を遂げずに戻ってきた場合こそが問題だという。
モデル・俳優として活躍し、今回が映画初主演となる夏子が主人公の美山役を演じた。共演に「岬の兄妹」の和田光沙、「MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」の円井わん。監督は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で審査員特別賞を受賞した「温泉しかばね芸者」などで知られる鳴瀬聖人。
ネット上の声
- 原作は漫画ということで、さすが捻ってあったと思います📚 原作未読なら、前情報なし
- 鳴瀬監督らしくない普通のつまらない低予算ホラーでガックシよ!
- 町田役の和田さんの演技は魅力的だが
- 美人が存在しない世界
ホラー
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督鳴瀬聖人
- 主演夏子
-
何もかもが自分の思う通りにいかない日々に不安を覚えている20代後半の智子(和田光沙)。一方、沙英(青山未来)は智子のいやと言えない性格に付け入り、智子の部屋で暮らし、入り浸っている。智子は戸惑いながらも、沙英に惹(ひ)かれていき、自身も沙英に依存するように。そんなある日、沙英が智子の部屋に男を連れてくる。
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間70分
- 監督中村祐太郎
- 主演青山未来
-
ネット上の声
- 夫の浮気が原因で離婚した四十路の女性(白木優子)が、後輩青年(山本宗介)の一途な
- 監督作は何作か拝見しているのですが、今作も作風が好く出てるとゆーか、ごく他愛無い
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督竹洞哲也
- 主演白木優子
-
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間70分
- 監督加藤義一
- 主演きみと歩実
-
ホラー
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間68分
- 監督岡崎喜之
- 主演水沢芽瑠