- 製作
- 2019年 日本
- 時間
- 15分
- 監督
- 吉開菜央
- 出演
- ハンナ・チャン
- 種類
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振付家、ダンサー、映画作家として活躍する吉開菜央監督が手がけた短編。言葉の代わりに花を吐く女を通し、罵詈雑言が飛び交う現代に巨大な花束を贈る、情動と暴力の衝突を描いたヒューマンホラー。自分よりもはるかに大きな力を持つ「黒い塊」を前に言葉を紡ごうとする一人の女性。しかし、彼女は伝えたい気持ちを言葉にできず、代わりに口から花を吐き出す。2019年・第72回カンヌ国際映画祭の監督週間短編部門に正式招待。2020年12月、渋谷ユーロスペースで開催の特集上映「吉開菜央特集 Dancing Films」で劇場公開。一部の表現について「刺激が強すぎる」という理由で、約50秒にわたり黒塗りされた状態で美術館で上映されたが、劇場公開時には黒塗りがない「完全版」として上映。