- 製作
- 2019年 ロシア,アルメニア
- 時間
- 92分
- 監督
- ユスプ・ラジコフ
- 出演
- アンバルツム・カバニャンアレクサンドル・クズネツォフアレクサンドル・イリン
- 種類
- ヒューマンドラマ
クラシックの巨匠アラム・ハチャトゥリアンがひと晩で書き上げた名曲「剣の舞」の誕生秘話を描いた伝記ドラマ。第2次世界大戦中のソ連。レニングラード国立オペラ・バレエ劇団の団員たちは軍部の監視や物資の乏しさなど様々な困難に耐えながら、まもなく初演を迎えるバレエ「ガイーヌ」の練習を続けていた。音楽を担当するアラムは、振付家ニーナから連日のように変更を伝えられ修正に追われていた。そんな中、文化省の役人プシュコフが突然、完成した舞台の結末を変更した上に、最終幕に士気高揚する踊りを追加するよう命じる。公演開始まであと8時間に迫る中、自らの作曲家人生を懸けて理不尽な挑発に立ち向かうアラムだったが……。ウズベキスタン出身のユスプ・ラジコフが監督・脚本を手がけ、ハチャトゥリアンの自伝や記録、遺族の証言を基に、「剣の舞」完成前後の2週間に焦点を当てて描いた。