- 製作
- 2018年 オランダ,ロシア
- 時間
- 123分
- 監督
- セルゲイ・ロズニツァ
- 出演
- ---
- 種類
- ドキュメンタリー
国際的に高く評価されるウクライナ出身の鬼才セルゲイ・ロズニツァ監督が、スターリンによって行われた約90年前の裁判の記録映像を基に製作したドキュメンタリー。1930年モスクワで、8人の有識者が西側諸国と結託してクーデターを企てた疑いで裁判にかけられた。これはスターリンによる見せしめ裁判で、撮影された法廷の様子はソビエト最初期の発声映画「13日(「産業党」事件)」となった。発掘されたアーカイブフィルムには、無実の罪を着せられた被告人たちと、彼らを裁く権力側の大胆不敵な姿が記録されていた。スターリンの台頭に熱狂する群衆の映像を加えて再構成し、権力がいかにして人を欺き、群衆を扇動し、独裁政権を誕生させるかを描き出す。