- 製作
- 2018年 セルビア,ギリシャ
- 時間
- 133分
- 監督
- ペータル・リストフスキー
- 出演
- ラザル・リストフスキーミラン・コラクラドヴァン・ヴヨヴィッチ
- 種類
- ヒューマンドラマ
【1914年、サラエボの銃声が世界を揺るがす。第一次世界大戦勃発の危機が迫る中、破滅を回避すべく奔走する諜報員の孤独な戦い。】
舞台は1914年のセルビア、ベオグラード。オーストリア=ハンガリー帝国の皇太子がサラエボで暗殺され、ヨーロッパ全土に緊張が走る。「バルカンの火薬庫」は、まさに一触即発の状態。セルビアの諜報員ステヴァンは、帝国がこの事件を口実にセルビアへの侵攻、ひいては全面戦争を計画しているという情報を掴む。開戦を告げる最後通牒までの時間はわずか。ステヴァンは、自らの命を危険にさらしながら、各国の外交官やスパイが暗躍する陰謀の渦の中へ飛び込んでいく。目的はただ一つ、破滅的な戦争を回避すること。しかし、彼の孤独な戦いは、国家間の巨大な思惑と裏切りの前に翻弄されていく。歴史の転換点で、一人の男が繰り広げた知られざる諜報戦。