1914年、サラエボの銃声が世界を揺るがす。第一次世界大戦勃発の危機が迫る中、破滅を回避すべく奔走する諜報員の孤独な戦い。
舞台は1914年のセルビア、ベオグラード。オーストリア=ハンガリー帝国の皇太子がサラエボで暗殺され、ヨーロッパ全土に緊張が走る。「バルカンの火薬庫」は、まさに一触即発の状態。セルビアの諜報員ステヴァンは、帝国がこの事件を口実にセルビアへの侵攻、ひいては全面戦争を計画しているという情報を掴む。開戦を告げる最後通牒までの時間はわずか。ステヴァンは、自らの命を危険にさらしながら、各国の外交官やスパイが暗躍する陰謀の渦の中へ飛び込んでいく。目的はただ一つ、破滅的な戦争を回避すること。しかし、彼の孤独な戦いは、国家間の巨大な思惑と裏切りの前に翻弄されていく。歴史の転換点で、一人の男が繰り広げた知られざる諜報戦。
ネット上の声
- 私の会員になってるオンライン英会話にセルビア在住の大好きなイギリス人先生がいて、
- 第一次世界大戦のセルビアVSオーストリア=ハンガリーの戦争をセルビア視点で描いた
- サラエボ事件(1914年6月28日)から一か月後、のちに第一次世界大戦とつながる
- 歴史を基にのフィクションなんだと思うけど、かなりヘビーなお話でした
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国セルビア,ギリシャ
- 時間133分
- 監督ペータル・リストフスキー
- 主演ラザル・リストフスキー