- 製作
- 2006年 日本
- 時間
- 134分
- 監督
- 出目昌伸
- 出演
- 松平健ブルーノ・ガンツ高島礼子
- 種類
- 戦争実話
【第一次世界大戦下の日本。敵国ドイツ兵捕虜に人道的な扱いを貫いた所長と、第九を奏でた兵士たちの奇跡の実話。】
1914年、第一次世界大戦。徳島県鳴門市の板東俘虜収容所に着任した所長・松江豊寿。彼の管理方針は、当時の常識を覆す「人道的な待遇」。敵国のドイツ兵たちにパン作りや楽器演奏など、自由な活動を許可。当初は反発していた捕虜たちも、松江の人間性に心を開き、次第に地域住民との交流も芽生える。やがて彼らは、日本で初めてベートーヴェンの「第九交響曲」を演奏するに至る。戦争という極限状況の中で生まれた、国境を越えた友情と信頼の物語。